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酒とシネマと不登校児な日々

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それでも夜は明ける

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黒人に対する白人の扱いに驚きの声! が上がっているけど、 『永遠の0』の時と同様、お若い方々ならともかく良い歳した大人が今更何言ってんの? が第一印象。

 小学校の図書館にある「アンクルトムの小屋」や「ハックルベリー・フィンの冒険」の中でも『黒人にムチ100回』とかフツーに出てくるし。 
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それと、「差別」「白人の優越感」「人間のダークな部分」を描いている、というのもちょっと違うと思う。 
彼らにとってあの頃の黒人は、ペットショップで売買される動物や、古物商許可証を持った人による古道具売買と同じで、経済として流通している物品、という既成概念だから。 
物品を差別したり、優越感は持たないもんね。 
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そのような制度の中で、そのような教育を受けて育った人達には、 ブラピの言ってる事なんか全然理解出来ないだろうし、 
ああゆう戦争でもなければ状況を変えられなかったんだろう。 

そんで、南部の人達にとっての「奴隷解放宣言」は、
 日本にとっての「人間宣言」と、ショックの度合いは同等なのではなかろうかと思った。

 いずれにせよ、私にとってこれは「教養作品」として見ておくべき作品ジャンルであり、それ以上でも以下でもなかったかな。 
アカデミー取るだけあって、本も演者も演出もとても良かったけれど。
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残り火が暗闇に消えていくシーンや、ブルースを歌い出すシーンは好き。 
逆にムチ打ちシーンは、何をあんなにこだわって長回し1カットにしたんだか^^; 

ドラマチックだけどドラマが描かれてないのが、どうにも。
減点法だと100点なんですけど、加点法だとどうなんだろうな。

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by takako98765 | 2014-03-26 18:04 | シネマ | Comments(0)
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