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酒とシネマと不登校児な日々

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『フォックスキャッチャー』

『フォックスキャッチャー』

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第67回カンヌ国際映画祭監督賞受賞作。
今年観た中ではダントツに面白かった。
面白いと言っても笑いでなく、興味深い感慨深い方ね。


身も蓋もないタブロイドサイズのドラマだけど、スクリーンから伝わる緊張感がすごいのよ~。
淡々と、重い。
静寂、そして無表情。
次の瞬間何言い出すのか何しでかすのかわからない緊迫感。
派手な画や壮大なシーンはないが、これもまた映画ならではの絵作り。

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抑えた演技に静かな狂気を滲ませていく三人の役者が、まず素晴らしい。
それに合わせた美術と考え抜かれたカメラアングルも素晴らしい。
特に固定で引き際の画はミラ-監督の真骨頂。

ちなみに主役・スティーブ・カレルの本職はコメディアン。
力のある芸人さんが怖い役やると底なしに怖いんだよねぇ。

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雰囲気からイギリス映画だと思ったけど、アメリカなのね、これもまたびっくり。


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by takako98765 | 2015-03-06 20:39 | シネマ | Comments(0)
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