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酒とシネマと不登校児な日々

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カテゴリ:シネマ( 216 )

【ミュージアム】

【ミュージアム】

原作:巴亮介「ミュージアム」
監督:大友啓史
脚本:高橋泉、藤井清美、大友啓史
出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、松重豊、妻夫木聡

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セブン臭たっぷりな幕開け~中盤が、プロット失速に伴い小栗君&カエル男の熱演怪演は逆にヒートアップし、話は崩壊してるけど見ごたえはあるという、アンビバレンスな風合いに仕上がってます。

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特に気に入らなかったのは、オノマチが、いかにもな良妻賢母で、同性からみたら「言わなかったてめーが悪い、自業自得なのに突然キレてバカじゃね」なキャラクターである事。
加えて、無名時代ならまだしも現在の彼女には「強い女」のイメージがあり、夫唱婦随の薄幸タイプは無理がある。
小栗君と並んだ時も、夫婦というよりは姉弟にしか見えなかったし、最大の山場ですら、あんなもみ合ってんなら自分で撃っちゃえば良かったんでね?の突っ込みを入れたくてウズウズします。

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しかし、さんざんけなしといてここからが本題ですが、ラストカットも含めて132分間楽しませていただいたし、なによりどの画も美しく映画的で、スクリーンで見て良かったとしみじみ思いました。
でも話はかなりグロく、ハンバーグネタとか出てきますので、そゆうの苦手な方は決して見ないでね。


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by takako98765 | 2016-11-14 18:26 | シネマ | Comments(0)

【続・深夜食堂】

【続・深夜食堂】

原作:安倍夜郎「深夜食堂」
監督:松岡錠司
脚本:真辺克彦、小嶋健作、松岡錠司
出演:小林薫、河井青葉、佐藤浩市、池松壮亮、キムラ緑子、渡辺美佐子、井川比佐志

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7年前「めしテロ」なる言葉を生み出した作品。
前作2015年映画版と比べて、より濃いドラマ性を感じた。

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料理とドラマの密接な関係が特徴だが、特に渡辺美佐子のエピソードは絶品。
思わず唸った。

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一方で「コレ他の料理でも成立すんじゃね?」があったのは残念。



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by takako98765 | 2016-11-08 20:25 | シネマ | Comments(0)

【団地】

【団地】

監督・脚本:阪本順治
出演:藤山直美、岸部一徳、大楠道代。石橋蓮司、斎藤工

第19回上海国際映画祭金爵賞最優秀女優賞受賞

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数日前に「人の生き死を扱った」「衝撃のラスト」「ホラー」な作品の感想を書いた。
本作にも全く同じ要素があるが、感想は180度違って思い出すたび胸の中が暖かくなる。

諦観を全身で体現する藤山直美が素晴らしい。
対して、いじけて拗ねる岸部一徳が愛おしい。
ホラーな展開を見せる人間関係が怖可笑しい。

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衝撃のラストは賛否両論あるが、逆を看取った夫婦へ惻隠の情。
オーラスのカットについても否定の声が多いようだが、この世は何もかも割り切れる、理解できる、合理的なモンじゃない。
夫妻の幸せな笑顔が見れたんだから、それでいいじゃねぇかと思う私です。


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by takako98765 | 2016-11-06 13:37 | シネマ | Comments(0)

【少女】

【少女】 
原作:湊かなえ
監督:三島有紀子
脚本:三島有紀子、松井香菜
企画プロデューサー:森川真行
出演:本田翼、山本美月、佐藤玲、児島一哉
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「しあわせのパン(2012年)」「縫い裁つ人(2015年)」で知られた三島作品とは一線を画し、新境地を開いた。
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原作がしっかりしているので、完成度はすでに保証されているのだが、プロデューサーが何故この原作と監督を結びつけたのかに、とても興味がある。


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by takako98765 | 2016-11-05 18:30 | シネマ | Comments(0)

【デスノート Light up the NEW world】

【デスノート Light up the NEW world】

原作:大場つぐみ・小畑健
監督:佐藤信介
脚本:真野勝成
出演:東出昌大、池松壮亮、菅田将暉

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芸達者な池松くんと菅田くんに挟まれた東出くんが痛々しかったです。

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いろんな意味で、仲村トオルの後継者になりそう。

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by takako98765 | 2016-11-04 13:38 | シネマ | Comments(0)

【湯を沸かすほどの熱い愛】

【湯を沸かすほどの熱い愛】

監督・脚本:中野量太

出演:宮沢りえ、オダギリジョー、杉咲花、松坂桃李

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これが商業映画デビュー作とは思えない程の安定した作り。
絶賛の声が高く、場内でもあちこちからすすり泣きが。
でも、立て続けに同じ病で身内を亡くした身であるためか、同じような母子関係を営んでいるせいか、どうにものめり込めず。

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さらに、これを言ったら人としての欠落を晒すようで躊躇しますが、あの衝撃のラスト、みんなニコニコって、私にはホラーとしか思えませんでした。

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ああ、最近世間の感想からどんどん外れていく。
でも今回のラストに関しては、みんな一度冷静になろうよと言いたい。


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by takako98765 | 2016-11-02 18:32 | シネマ | Comments(0)

【映画・闇金ウシジマくんファイナル】

【映画・闇金ウシジマくんファイナル】

原作:真鍋昌平「闇金ウシジマくん」
監督:山口雅俊
脚本:福間正浩 山口雅俊
出演:山田孝之、綾野剛、永山絢斗、八嶋智人、やべきょうすけ

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ウシジマくんの高校時代の友人が現れ、「エピソード0」な話。
今まで謎だった事が分かったところでファイナルというのは、距離感を保ち決して踏み込まないウシジマくんの世界を体現している。

まだまだ見ていたかったけど、とても良い幕の引き方だった。

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シリーズを通して思い知らされたのは、借金はダメって事と、山田孝之はすごいって事。

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あと地味にお気に入りだったマキタ・スポーツに見せ場があったのが嬉しかった。

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by takako98765 | 2016-11-01 08:43 | シネマ | Comments(0)

【永い言い訳】

【永い言い訳】

監督・脚本・原作:西川美和監督
出演:本木雅弘、竹原ピストル、藤田健心、白鳥玉希、黒木華、深津絵里。

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さすが是枝DNA、子どもの扱い方がとにかく上手い。
そしてなんといっても竹原ピストルが良い。
何をしでかすか分からない緊張感と、肉じゃがのような破顔一笑。
リリー・フランキーやピエール瀧のあとを継ぐ役者として、今後を担っていくんだろうな。

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モッくん演じるこじらせクソ野郎に向ける、ふかっちゃん演じる妻と担当編集者・池松壮亮の目が素晴らしい。
西川監督、面目躍如。
終幕の味わいは「そして父になる(2013年)」に通じるものがある。
これもまた是枝DNAのなせる技なのか。

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by takako98765 | 2016-10-30 13:16 | シネマ | Comments(0)

【何者】

【何者】

原作:朝井リョウ「何者」
監督・脚本:三浦大輔
出演:佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之
企画:川村元氣

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原作は直木賞受賞作。
監督は「愛の渦(2014年)」で大ブレイクした、劇団「ポツドール」主宰者。
後半に、演劇畑ならではのちょっとした工夫はあったが、
期待していたほどの化学反応は起きず、原作を手堅くまとめ上げた印象。

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演者は若手のホープ達。
だがこちらも、それぞれがそれぞれの得意分野をソツなくこなした感が強い。

私はそこそこ面白く観たけど、金返せと怒る人の気持ちも分からなくはない。


有村架純が、えんえん同じバストアップの同じ笑顔で金太郎飴のようだった。


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by takako98765 | 2016-10-28 18:06 | シネマ | Comments(0)

【グッドモーニングショー】

【グッドモーニングショー】

監督・脚本:君塚良一
出演:中井貴一、長澤まさみ、志田未来、時任三郎、濱田岳。

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突っ込みどころ満載ですが、もっとも大きな所で。
この番組のスタートが最も遅いスタートの8時だとしても、
その時すでに「カフェ」で人質となっている人選はあれでいいのか?
「初老の従業員」「年配の男性」「臨月の女」「小学生」
わざわざフリップで説明された事件現場は「JR大崎」から徒歩10分の住宅街。
そんな時間にやっているカフェあるのか?
普通に駅チカの店じゃダメだったのか?


長澤まさみはただイタイだけ。

視聴者まるなげ倫理の脚本は不愉快なだけ。

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他にもテンポが、とか、メリハリが、とか、焦点が、とか、映画的な画が、とか、いろいろ私の好みとは違っていたのですが、吉田羊と池内博之は良かったな~。

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by takako98765 | 2016-10-27 11:05 | シネマ | Comments(0)