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酒とシネマと不登校児な日々

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カテゴリ:ステージ( 72 )

【クヒオ大佐の妻 LADY KUHIO】

【クヒオ大佐の妻 LADY KUHIO】

作・演出:吉田大八
出演:宮沢りえ、岩井秀人、川面千晶、水澤紳吾
東京芸術劇場シアターウエスト

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どこを切っても大八監督が出て来る、大八ファンクラブの集いのような小劇。

クヒオ大佐が好き過ぎて、『クヒオ大佐(2009年)』という映画まで撮った大八監督が、

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同じようにクヒオ大好きリエちゃんと『紙の月(2014年)』の時に盛り上がって舞台化したのだとか。

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リエちゃん一人芝居のシーンが、『パーマネント野ばら(2010年)』と重なった。

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思えばあれも大八監督。ああゆうヒロインが好きなのかもしれない。
パーマネント野ばらでヒロインを演じたのは菅野美穂。
その夫は、映画でクヒオ大佐を演じた堺雅人。

ステージでは小さな小さな世界を描いていたけど、
企画キャスティングその他も小さな輪で回っているのね。
嫌いじゃないわ(^^)


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by takako98765 | 2017-05-25 18:43 | ステージ | Comments(0)

【美女と野獣】

【美女と野獣】

監督:ビル・コンドン
脚本:スティーヴン・チョボスキー
出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス

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アカデミー監督賞のラララシド(仮名)で、すっかりミュージカル嫌いになってしまい、仲々足が向かなかったけど、母の日ということもあり、イベントにはイベントでと参戦。

いやぁ、良かったです。

アニメと較べてどうのこうのと、重箱の隅を突つこうと思えば突つけるんでしょうが、ディズニーの力技で、そんな事を考える隙すら与えないところが、素晴らしい。

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野獣が、赤毛&被り物させたら日本一、パブリカ齧らせたら世界一の男、鹿賀丈史に見えてしょうがなかった。

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劇団四季で観たんかな~と調べてみたけど、やってないのね。今更だけど鹿賀さんでやったら良かったのに。

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by takako98765 | 2017-05-15 20:48 | ステージ | Comments(0)

【髑髏城の七人 Season 花】劇団☆新感線

【髑髏城の七人 Season 花】劇団☆新感線

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:小栗旬、山本耕史、成河、りょう、青木崇高、古田新太

IHIステージアラウンド東京.

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客席が360゜回転する劇場。
「セット数が多い」「暗転がない」事に加え、「席が移動中のプロジェクター」が実に良い仕事をしていた。
さらに、ステージ(シーン)を縁取るフレームの大きさが自在になるため、カメラでいうところの「ズーム」「ワイド」など映像的な演出が加味され、飽きの来ない2時間半となった。

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ただ、動きのあるスクリーンに投影される動きのあるプロジェクターに客席の微かな振動が合わさり、私は微かに酔いを覚えた。三半規管が弱い人は注意が必要かもしれない。

また、舞台が回り始めると、どんなシリアスな場面でも「8時だよ全員集合」を思い出してしまう悲しいサガを持つドリフ世代もご用心。

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芝居の感想を一言でいうと「劇団☆新感線も色々と若返りを模索しているのだなぁ」
山本耕史&成河が、それぞれ良い味を出していた。

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小栗クンも頑張っているけど、これだけ大掛かりなセットの主役としては線が細すぎる。
古田さんの後を継ぐには、もっとオーラも顔もでかくしないとw。

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by takako98765 | 2017-04-22 16:02 | ステージ | Comments(0)

【佐野元春スポークンワーズ・ライブ In Motion2017「変容」】

【佐野元春スポークンワーズ・ライブ In Motion2017「変容」】
バンドメンバー:井上鑑・金子飛鳥・高水健司・山木秀夫

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90年初頭から、cafeボヘミア文化を提唱してきた佐野元春らしいステージ。
前半、詩もリーディングにも力が入りすぎていて、人によっては、若き日の村上龍が得意としていた、カリスマのプロパガンダを彷彿したのではなかろうか。
しかし後半、若かった時代の作品になるにつれ、硬く抽象的で難解だったパフォーマンスが融解し、客席の緊張を優美な高まりに変貌させたのはお見事。

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鑑さんや飛鳥ちゃんの変幻自在なパフォーマンスにも圧倒されっぱなしの一時間半でした(^^)

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by takako98765 | 2017-04-05 14:27 | ステージ | Comments(0)

【第627回紀伊国屋寄席】

【第627回 紀伊国屋寄席】
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大変珍しい落語を聞いた。
お年を召されたこの噺家さん、話を忘れる、途中を忘れる、オチを忘れる。
「ネクタイとかけまして、えー、ネクタイとかけまして、えー、えー、何だったかなぁ」
延々この調子で、存在そのものが落語のような方。
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それにしても、志らくはつくづく談志に似てきたね。
「俺の才能は志の輔が、狂気は志らくが継いだ」という談志の言葉を、しみじみ噛み締めた新宿の夜でした。


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by takako98765 | 2017-03-22 15:42 | ステージ | Comments(0)

【Color of Life】

【Color of Life】

作・演出・作詞:石丸さち子
作曲・編曲:伊藤靖浩
出演:上口耕平、AKANE LIV
博品館劇場

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素晴らしく繊細な感性のシェフによるおまかせコース料理のようでした。
シンプルだが印象的なアミューズブーシェから始まり、
ポップな演出を畳み掛けて幸せな気分を盛り上げたかと思えば、
濃厚な味付けの次に、引き算の効いた余韻が深いシーンで酔わせる。
心地よい美味なる緩急に観客はただ身を任せていれば良い。

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すべてが計算されつくされていているが、それが嫌味にならないのは、
出演者2人が醸し出す透明感あふれる柔らかなオーラが大いに影響している。
だが、それすらも計算の上のように思える、圧巻の110分。
ただ、2つのエンディングの間にある時間経過を具体的に見せてくれたら、もっと面白かったかな。


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by takako98765 | 2017-03-07 11:22 | ステージ | Comments(0)

【陥没】

【陥没/Bunkamuraシアターコクーン】
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:井上芳雄、小池栄子、松岡茉優、犬山イヌコ、緒川たまき、高橋惠子、生瀬勝久

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何の予習もせず、タイトルから勝手に硬いイメージを持って参戦。
なもんで、流れに乗るまで少しかかってしまったけど、ホテルのロビー2幕物の、ちょっとワチャワチャしたコメディー。
「チェーホフが『真夏の世の夢』を演出したような作品」とケラさん自ら説明されてた、まさにそんな感じ。

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ただ「昭和三部作」の完結編と銘打たれると、それはどうなんだろう。
確かに新幹線やオリンピックの話題は出て来るし、お母さんは典型的な戦前女子だけど、まんま現代が舞台と言われても全く違和感ない。
御自身による前作『キネマと恋人(2016)』が昭和臭満載だったので、特にそう思うのかもしれないけど。

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ベテラン勢の中で松岡茉優が好演。
ケラさんの寵愛独り占めな緒川たまきと絶大なる信頼を寄せられている小池栄子の姉御っぷり、

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存在感ありすぎの高橋恵子のあっと驚くコミカル芝居、
そして何といっても舞台をめちゃめちゃ楽しんでいる感満載の生瀬勝久が魅せまくり、
と~っても幸せな気分になれた3時間半でした。


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by takako98765 | 2017-02-23 20:46 | ステージ | Comments(0)

【春風亭昇太35周年】

【春風亭昇太35周年】
第27回下北沢演劇祭参加作品 春風亭昇太プロデュース「下北沢演芸祭2017」
本多劇場

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昇太を知ったのは『タイガー&ドラゴン(TV・2005年)』前後。
同世代なのでマクラは元より新作は特に共感をもって聞けたし、「幾つになっても若手」、その割には。落語芸術協会理事に収まっているチャッカリなところも、
『幾つになってもアイドルの松田聖子』と重なり、違和感なく応援できた。

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今回の、自分史をなぞらった演目の並びは35周年にふさわしく、
特に『悲しみにてやんでぃ」には、あの時代特有の香りにシミジミしました。

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全く似ていない談志のモノマネも良かった。
いつまでも『若手の大御所』でいてください。

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by takako98765 | 2017-02-04 17:28 | ステージ | Comments(0)

【ザ・空気/二兎社】

【ザ・空気/二兎社】東京芸術劇場
作・演出:永井愛
出演: 田中哲司 若村麻由美 江口のりこ 大窪人衛 木場勝己

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人気テレビ報道番組の現場を舞台に、報道圧力や自主規制を描いた社会派エンターティメント。
空気によって信念が削られていく様は「ホラー」と称してもいいかもしれない。

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これは対岸の火ではなく、この国のあらゆる業種の現場でも起こなわれている。

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エピローグに、空気で左右される国民性である事を一人ひとりが自覚しないと、この国はとんでもないところに流れていくぞ、というストレートなメッセージつき。


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by takako98765 | 2017-02-03 11:50 | ステージ | Comments(0)

【ユー・アー・ミー?」

【ユー・アー・ミー?/劇団ラッパ屋】
紀伊国屋ホール

作・演出:鈴木聡
出演:おかやまはじめ、木村靖司、福本伸一、弘中麻紀

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1980年前半旗揚げ小劇団中、希少な現役生き残り、50代以上に熱狂的ファンを持つ別名サラリーマン劇団のラッパ屋。
今回もいつものようにサラリーマンの群像喜劇、1セット一幕物。

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遥か遠い昔に思える「24時間働けますか」な時代、社内はそのイメージとは裏腹に情緒的でドメスティックだった。
それから幾星霜、現代の日本人サラリーマンは、当時と較べて進歩を遂げているのか、または退化しているのか。
「クリスマスキャロル(ディケンズ著)」を彷彿させるつくりで、そんな事を問われた気がする1時間55分でした。

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座席数418の規模がドンピシャリの、舞台劇でなければ成立しない見せ方がステキ♪
全体的にややセンチメンタルに傾いていたが、ギリギリのところで踏みとどまり、最後見事なうっちゃりを見せてくれた鈴木聡さんも大ステキ♪♪


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by takako98765 | 2017-01-19 18:42 | ステージ | Comments(0)