ブログトップ

酒とシネマと不登校児な日々

takako987.exblog.jp

カテゴリ:ステージ( 75 )

【プレイヤー】シアターコクーン

【プレイヤー】
シアターコクーン

作:前川知大
演出:長塚圭史
出演:藤原竜也、仲村トオル、成海璃子、峯村リエ、高橋努、木場勝己、真飛聖

f0320408_14181025.jpg

映画も舞台も一月以上のご無沙汰なので、虚構の世界にダイブするタイミングが掴めぬまま前半が終了。
話はいわゆるバックステージ物で、リハーサル室(含・劇中劇)がメイン。
死後の世界についての観念的な会話劇かと思っていたら、
休憩を挟んだ後半冒頭からドラマがうねり、暴力的な勢いで前川WORLDに引きずりこまれた。

f0320408_14181272.jpg

だまし絵のようにずれては重なる劇中劇と芝居と現実に、三半規管がやられ、
延々と続くマトリューシカのような悪夢で、意識が混濁していく。
劇場に足を運んだ者でしか味わえないこの感覚、この瞬間が好き。

f0320408_14201134.jpg

難解というより意味不明、超一流の後味の悪さは長塚圭史ならでは。
あえてジャンル分けすると、サイコホラーになるのかな。
f0320408_14210015.jpg

達者な役者陣の中、スターのオーラを放っていた藤原竜也(^^)
出演されてる事に気づかず行ったので、何か儲けた気分♪

f0320408_14180853.jpg


[PR]
by takako98765 | 2017-08-18 14:22 | ステージ | Comments(0)

【プレイヤー】シアターコクーン

【プレイヤー】
シアターコクーン

作:前川知大
演出:長塚圭史
出演:藤原竜也、仲村トオル、成海璃子、峯村リエ、高橋努、木場勝己、真飛聖

f0320408_14181025.jpg

映画も舞台も一月以上のご無沙汰なので、虚構の世界にダイブするタイミングが掴めぬまま前半が終了。
話はいわゆるバックステージ物で、リハーサル室(含・劇中劇)がメイン。
死後の世界についての観念的な会話劇かと思っていたら、
休憩を挟んだ後半冒頭からドラマがうねり、暴力的な勢いで前川WORLDに引きずりこまれた。

f0320408_14181272.jpg

だまし絵のようにずれては重なる劇中劇と芝居と現実に、三半規管がやられ、
延々と続くマトリューシカのような悪夢で、意識が混濁していく。
劇場に足を運んだ者でしか味わえないこの感覚、この瞬間が好き。

f0320408_14201134.jpg

難解というより意味不明、超一流の後味の悪さは長塚圭史ならでは。
あえてジャンル分けすると、サイコホラーになるのかな。
f0320408_14210015.jpg

達者な役者陣の中、スターのオーラを放っていた藤原竜也(^^)
出演されてる事に気づかず行ったので、何か儲けた気分♪

f0320408_14180853.jpg


[PR]
by takako98765 | 2017-08-18 14:22 | ステージ | Comments(0)

【ボクが死んだ日はハレ】

Theatre Polyphonic 第6回公演
【ボクが死んだ日はハレ】

作・作詞・演出:石丸さち子
音楽・演奏:森大輔
出演:浦嶋りんこ 小野妃香里 ​笠松はる 上野哲也 百名ヒロキ 高橋紀恵
f0320408_10414958.jpg
ゆるり違和感漂う導入部が、一つの事実が明かされた瞬間、世界が鮮やかに反転する見事さに、まず心を掴まれた。
そこから一気に始まる緩急自在な紆余曲折に、ジェットコースターの如く右に左に心を揺さぶられた。
「ドタバタ喜劇」と銘打たれているが、笑いよりもドラマに圧倒され、「おなら」のエピソードさえ切なく沁みた。
本の素晴らしさに、役者も負けてはいなかった。
浦嶋と百名の二人芝居では、そこに応接間の窓から覗く青空を見えた。
クライマックスの終盤で歌われた曲が、賛美歌のように響いた。
そして華やかで楽しいエンディングに、エンターテイメントの真髄を見た。
f0320408_10413315.jpg
舞台でしかなし得ない世界観ではあるが、才能ある映画監督の手による映像作品として観たい気もする。


[PR]
by takako98765 | 2017-07-14 10:43 | ステージ | Comments(0)

【クヒオ大佐の妻 LADY KUHIO】

【クヒオ大佐の妻 LADY KUHIO】

作・演出:吉田大八
出演:宮沢りえ、岩井秀人、川面千晶、水澤紳吾
東京芸術劇場シアターウエスト

f0320408_18403530.jpg

どこを切っても大八監督が出て来る、大八ファンクラブの集いのような小劇。

クヒオ大佐が好き過ぎて、『クヒオ大佐(2009年)』という映画まで撮った大八監督が、

f0320408_18405038.jpg
同じようにクヒオ大好きリエちゃんと『紙の月(2014年)』の時に盛り上がって舞台化したのだとか。

f0320408_18411984.jpg

リエちゃん一人芝居のシーンが、『パーマネント野ばら(2010年)』と重なった。

f0320408_18414669.jpg
思えばあれも大八監督。ああゆうヒロインが好きなのかもしれない。
パーマネント野ばらでヒロインを演じたのは菅野美穂。
その夫は、映画でクヒオ大佐を演じた堺雅人。

ステージでは小さな小さな世界を描いていたけど、
企画キャスティングその他も小さな輪で回っているのね。
嫌いじゃないわ(^^)


[PR]
by takako98765 | 2017-05-25 18:43 | ステージ | Comments(0)

【美女と野獣】

【美女と野獣】

監督:ビル・コンドン
脚本:スティーヴン・チョボスキー
出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス

f0320408_20462186.jpg

アカデミー監督賞のラララシド(仮名)で、すっかりミュージカル嫌いになってしまい、仲々足が向かなかったけど、母の日ということもあり、イベントにはイベントでと参戦。

いやぁ、良かったです。

アニメと較べてどうのこうのと、重箱の隅を突つこうと思えば突つけるんでしょうが、ディズニーの力技で、そんな事を考える隙すら与えないところが、素晴らしい。

f0320408_20473433.jpg

野獣が、赤毛&被り物させたら日本一、パブリカ齧らせたら世界一の男、鹿賀丈史に見えてしょうがなかった。

f0320408_20461820.jpg
劇団四季で観たんかな~と調べてみたけど、やってないのね。今更だけど鹿賀さんでやったら良かったのに。

f0320408_20461571.jpg


[PR]
by takako98765 | 2017-05-15 20:48 | ステージ | Comments(0)

【髑髏城の七人 Season 花】劇団☆新感線

【髑髏城の七人 Season 花】劇団☆新感線

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:小栗旬、山本耕史、成河、りょう、青木崇高、古田新太

IHIステージアラウンド東京.

f0320408_15543141.jpg

客席が360゜回転する劇場。
「セット数が多い」「暗転がない」事に加え、「席が移動中のプロジェクター」が実に良い仕事をしていた。
さらに、ステージ(シーン)を縁取るフレームの大きさが自在になるため、カメラでいうところの「ズーム」「ワイド」など映像的な演出が加味され、飽きの来ない2時間半となった。

f0320408_15543540.jpg

ただ、動きのあるスクリーンに投影される動きのあるプロジェクターに客席の微かな振動が合わさり、私は微かに酔いを覚えた。三半規管が弱い人は注意が必要かもしれない。

また、舞台が回り始めると、どんなシリアスな場面でも「8時だよ全員集合」を思い出してしまう悲しいサガを持つドリフ世代もご用心。

f0320408_16015194.jpg

芝居の感想を一言でいうと「劇団☆新感線も色々と若返りを模索しているのだなぁ」
山本耕史&成河が、それぞれ良い味を出していた。

f0320408_15580974.jpg
小栗クンも頑張っているけど、これだけ大掛かりなセットの主役としては線が細すぎる。
古田さんの後を継ぐには、もっとオーラも顔もでかくしないとw。

f0320408_15581237.jpg


[PR]
by takako98765 | 2017-04-22 16:02 | ステージ | Comments(0)

【佐野元春スポークンワーズ・ライブ In Motion2017「変容」】

【佐野元春スポークンワーズ・ライブ In Motion2017「変容」】
バンドメンバー:井上鑑・金子飛鳥・高水健司・山木秀夫

f0320408_14225062.jpg

90年初頭から、cafeボヘミア文化を提唱してきた佐野元春らしいステージ。
前半、詩もリーディングにも力が入りすぎていて、人によっては、若き日の村上龍が得意としていた、カリスマのプロパガンダを彷彿したのではなかろうか。
しかし後半、若かった時代の作品になるにつれ、硬く抽象的で難解だったパフォーマンスが融解し、客席の緊張を優美な高まりに変貌させたのはお見事。

f0320408_14232914.jpg
鑑さんや飛鳥ちゃんの変幻自在なパフォーマンスにも圧倒されっぱなしの一時間半でした(^^)

f0320408_14270297.jpg
f0320408_14252157.jpg


[PR]
by takako98765 | 2017-04-05 14:27 | ステージ | Comments(0)

【第627回紀伊国屋寄席】

【第627回 紀伊国屋寄席】
f0320408_15414206.png
大変珍しい落語を聞いた。
お年を召されたこの噺家さん、話を忘れる、途中を忘れる、オチを忘れる。
「ネクタイとかけまして、えー、ネクタイとかけまして、えー、えー、何だったかなぁ」
延々この調子で、存在そのものが落語のような方。
f0320408_15414463.jpg
それにしても、志らくはつくづく談志に似てきたね。
「俺の才能は志の輔が、狂気は志らくが継いだ」という談志の言葉を、しみじみ噛み締めた新宿の夜でした。


[PR]
by takako98765 | 2017-03-22 15:42 | ステージ | Comments(0)

【Color of Life】

【Color of Life】

作・演出・作詞:石丸さち子
作曲・編曲:伊藤靖浩
出演:上口耕平、AKANE LIV
博品館劇場

f0320408_11194284.jpg

素晴らしく繊細な感性のシェフによるおまかせコース料理のようでした。
シンプルだが印象的なアミューズブーシェから始まり、
ポップな演出を畳み掛けて幸せな気分を盛り上げたかと思えば、
濃厚な味付けの次に、引き算の効いた余韻が深いシーンで酔わせる。
心地よい美味なる緩急に観客はただ身を任せていれば良い。

f0320408_11194727.jpg
すべてが計算されつくされていているが、それが嫌味にならないのは、
出演者2人が醸し出す透明感あふれる柔らかなオーラが大いに影響している。
だが、それすらも計算の上のように思える、圧巻の110分。
ただ、2つのエンディングの間にある時間経過を具体的に見せてくれたら、もっと面白かったかな。


[PR]
by takako98765 | 2017-03-07 11:22 | ステージ | Comments(0)

【陥没】

【陥没/Bunkamuraシアターコクーン】
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:井上芳雄、小池栄子、松岡茉優、犬山イヌコ、緒川たまき、高橋惠子、生瀬勝久

f0320408_20430847.jpg

何の予習もせず、タイトルから勝手に硬いイメージを持って参戦。
なもんで、流れに乗るまで少しかかってしまったけど、ホテルのロビー2幕物の、ちょっとワチャワチャしたコメディー。
「チェーホフが『真夏の世の夢』を演出したような作品」とケラさん自ら説明されてた、まさにそんな感じ。

f0320408_20411731.jpg

ただ「昭和三部作」の完結編と銘打たれると、それはどうなんだろう。
確かに新幹線やオリンピックの話題は出て来るし、お母さんは典型的な戦前女子だけど、まんま現代が舞台と言われても全く違和感ない。
御自身による前作『キネマと恋人(2016)』が昭和臭満載だったので、特にそう思うのかもしれないけど。

f0320408_20430402.jpg

ベテラン勢の中で松岡茉優が好演。
ケラさんの寵愛独り占めな緒川たまきと絶大なる信頼を寄せられている小池栄子の姉御っぷり、

f0320408_20412179.jpg
存在感ありすぎの高橋恵子のあっと驚くコミカル芝居、
そして何といっても舞台をめちゃめちゃ楽しんでいる感満載の生瀬勝久が魅せまくり、
と~っても幸せな気分になれた3時間半でした。


[PR]
by takako98765 | 2017-02-23 20:46 | ステージ | Comments(0)