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酒とシネマと不登校児な日々

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【キネマと恋人】

【キネマと恋人】
シアタートラム

原案:ウッディアレン「カイロの紫のバラ」
台本・演出: ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:妻夫木聡、緒方たまき、ともさかりえ、三上市朗。
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インフルエンザで何公演か中止した後のソワレ。
会場に向かう道では睡魔に襲われていましたが、オープニングのプロジェクションマッピングでおめめパッチリ。さすがケラさん。
3時間15分という長丁場の、もとの映画は84分。
どんだけ膨らませたんだって話ですが、さっくりした味わいは変わっていません。

ファンタジックで美しい世界も映画と変わりませんが、ステージならではの演出がとにかくステキ。
踊るような場面展開や、パンツのゴムを使った変幻自在な枠は、もしかしたら本筋よりも私をワクワクうっとりさせてくれました。
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収録が入っていたので、そのうちwowowで放映されるのかもしれません。
冒頭のエピソードはイライラさせられましたが、キュートで映画愛がありバリッバリの方言をチャーミングに感じる方は是非♪

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by takako98765 | 2016-11-30 20:47 | ステージ | Comments(0)

【この世界の片隅に】

【この世界の片隅に】

原作:こうの史代
監督・脚本:片渕須直
出演:のん、北條周作、黒村径子、黒村晴美
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「君の名は。(2016年)」で映画館デビューした若人が、生まれて初めて観る反戦映画に最適。
逆に反戦映画を見慣れた大人は「なんでうけてるのかな~」程度の心持ちで行くと、いい具合に染まります。
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ヒステリックに褒め上げるのもナンだけど、喰い足らないと文句垂れるのも大人げない、そんな作品。
能年玲奈騒動が拍車をかけたとしても、立ち見が出ている程の賑わいっぷりは嬉しい限りと目を細めるのが、映画ファンの正しいあり方(^^)
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by takako98765 | 2016-11-25 20:20 | シネマ | Comments(0)

【PK】

【PK】

監督:ラージクマール・ヒラーニ
脚本:アビジャート・ジョーシー、ラージクマール・ヒラーニ
出演:アーミル・カーン、アヌシュカ・シャルマ、スシャント・シン・ラージブート
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「 きっと、うまくいく(2009年)」監督&主演で世界興収100億円突破だそうです。

一口で言えば「宇宙人を主人公に、宗教の腐敗や非合理性を指摘するコメディ」
炎上しかねない宗教ネタが多宗教国インドでも受け入れられたのは、監督のさじ加減が絶妙なのでしょう。
確かに喜怒哀楽全ていい感じプラスのちょっと考えさせられ、清々しい心持ちになりました。
ボリウッドフィルムでは美人系が定番のヒロイン枠に、かなり珍しい可愛いちょい露出気味のボインちゃん。
彼女のサバサバ現代っ子ぶりがさらに新鮮で、歌って踊るシーンがなければ、インド映画とは思わなかったかも。
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ここだけの話、主要キャストの殆どが肌の色が白いインド人だったり、サリーの女性が全く写っていないなど、ところどころに違和感を覚えました。
ヒラーニ監督はどこに向かっているのだろうか。
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でもま、恵比寿ガーデンプレイスでは満席。
ボリウッドフィルムもうちょっと上映館が増えて欲しいぞ~と思う今日このごろです。


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by takako98765 | 2016-11-24 20:05 | シネマ | Comments(0)

「はたらくおとこ」阿佐ヶ谷スパイダース

【「はたらくおとこ」阿佐ヶ谷スパイダース】
本多劇場

作・演出:長塚圭史
出演:池田成志 中村まこと 松村武 池田鉄洋 富岡晃一郎 北浦愛 中山祐一朗 伊達暁 長塚圭史

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12年を経た再演。
初演を見逃していたので、テンポある狂気にストレートにやられ、計算通りに気持ち悪くなりました。
黒い感情が充満するステージは圧巻で、グロテスクエンターティメントがお好きな方は是非。
これを12年前に書いていたというのは、圭史さんやっぱりスゴい才能だな。

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アフターステージにミニトークショーがあり、素の圭史さんを拝見したらば、真面目な話をされていても「おらおら女寄ってこいオーラ」が濃厚で、あれも一種の才能だなと思いました。

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by takako98765 | 2016-11-18 10:19 | ステージ | Comments(0)

【テクノポリス】

【テクノポリス】
渋谷コクーン

原作:テア・フォン・ハルボウ『新訳 メトロポリス(中公文庫)』
演出・美術:串田和美
原作翻訳:酒寄進一 
潤色:加藤直 
台本協力:木内宏昌
出演:松たか子、森山未來

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「実力派キャストと強力なスタッフが集結し、これまで誰も見たこののない作品をお届けします」
確かに、舞台美術などは面白い仕掛けをしていたらしい。
天井桟敷席の私には見えなかったが。

舞踏劇なのかミュージカルなのか朗読劇なのか曖昧、そこらへんが「誰も見たことがない作品」だったのだろうと思うけど、扱うテーマに目新しさは感じられず、場内落ちる人多数。

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これまで森山未來の芝居を3本見て全てこんな感じ。
私と未来の相性が悪いのかなぁ


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by takako98765 | 2016-11-14 18:29 | ステージ | Comments(0)

【ミュージアム】

【ミュージアム】

原作:巴亮介「ミュージアム」
監督:大友啓史
脚本:高橋泉、藤井清美、大友啓史
出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、松重豊、妻夫木聡

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セブン臭たっぷりな幕開け~中盤が、プロット失速に伴い小栗君&カエル男の熱演怪演は逆にヒートアップし、話は崩壊してるけど見ごたえはあるという、アンビバレンスな風合いに仕上がってます。

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特に気に入らなかったのは、オノマチが、いかにもな良妻賢母で、同性からみたら「言わなかったてめーが悪い、自業自得なのに突然キレてバカじゃね」なキャラクターである事。
加えて、無名時代ならまだしも現在の彼女には「強い女」のイメージがあり、夫唱婦随の薄幸タイプは無理がある。
小栗君と並んだ時も、夫婦というよりは姉弟にしか見えなかったし、最大の山場ですら、あんなもみ合ってんなら自分で撃っちゃえば良かったんでね?の突っ込みを入れたくてウズウズします。

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しかし、さんざんけなしといてここからが本題ですが、ラストカットも含めて132分間楽しませていただいたし、なによりどの画も美しく映画的で、スクリーンで見て良かったとしみじみ思いました。
でも話はかなりグロく、ハンバーグネタとか出てきますので、そゆうの苦手な方は決して見ないでね。


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by takako98765 | 2016-11-14 18:26 | シネマ | Comments(0)

【続・深夜食堂】

【続・深夜食堂】

原作:安倍夜郎「深夜食堂」
監督:松岡錠司
脚本:真辺克彦、小嶋健作、松岡錠司
出演:小林薫、河井青葉、佐藤浩市、池松壮亮、キムラ緑子、渡辺美佐子、井川比佐志

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7年前「めしテロ」なる言葉を生み出した作品。
前作2015年映画版と比べて、より濃いドラマ性を感じた。

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料理とドラマの密接な関係が特徴だが、特に渡辺美佐子のエピソードは絶品。
思わず唸った。

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一方で「コレ他の料理でも成立すんじゃね?」があったのは残念。



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by takako98765 | 2016-11-08 20:25 | シネマ | Comments(0)

【団地】

【団地】

監督・脚本:阪本順治
出演:藤山直美、岸部一徳、大楠道代。石橋蓮司、斎藤工

第19回上海国際映画祭金爵賞最優秀女優賞受賞

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数日前に「人の生き死を扱った」「衝撃のラスト」「ホラー」な作品の感想を書いた。
本作にも全く同じ要素があるが、感想は180度違って思い出すたび胸の中が暖かくなる。

諦観を全身で体現する藤山直美が素晴らしい。
対して、いじけて拗ねる岸部一徳が愛おしい。
ホラーな展開を見せる人間関係が怖可笑しい。

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衝撃のラストは賛否両論あるが、逆を看取った夫婦へ惻隠の情。
オーラスのカットについても否定の声が多いようだが、この世は何もかも割り切れる、理解できる、合理的なモンじゃない。
夫妻の幸せな笑顔が見れたんだから、それでいいじゃねぇかと思う私です。


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by takako98765 | 2016-11-06 13:37 | シネマ | Comments(0)

【少女】

【少女】 
原作:湊かなえ
監督:三島有紀子
脚本:三島有紀子、松井香菜
企画プロデューサー:森川真行
出演:本田翼、山本美月、佐藤玲、児島一哉
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「しあわせのパン(2012年)」「縫い裁つ人(2015年)」で知られた三島作品とは一線を画し、新境地を開いた。
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原作がしっかりしているので、完成度はすでに保証されているのだが、プロデューサーが何故この原作と監督を結びつけたのかに、とても興味がある。


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by takako98765 | 2016-11-05 18:30 | シネマ | Comments(0)

【デスノート Light up the NEW world】

【デスノート Light up the NEW world】

原作:大場つぐみ・小畑健
監督:佐藤信介
脚本:真野勝成
出演:東出昌大、池松壮亮、菅田将暉

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芸達者な池松くんと菅田くんに挟まれた東出くんが痛々しかったです。

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いろんな意味で、仲村トオルの後継者になりそう。

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by takako98765 | 2016-11-04 13:38 | シネマ | Comments(0)