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酒とシネマと不登校児な日々

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【美しい星】

【美しい星】

原作:三島由紀夫『美しい星』
監督:吉田大八
脚本:吉田大八、甲斐聖太郎
出演:りりー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介

原作未読

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ネットのレビューでは難解な作品と言われいるようですが、いやいややっぱりコメディーでしょう。
だって、地球の末路に向けた真摯な会話の内容は、確かに真面目でヒューマンですが、それ語ってるの、火星人と水星人ですから。

これ、実はウルトラセブンの第8話「狙われた街」を意識して作られたそうです。
メトロン星人とモロボシダンがちゃぶ台を挟んで真面目に地球の未来について話すシーン。

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映画ではテレビ局、ウルトラセブンでは4畳半と場所は違いますが、どちらも宇宙人が、変な場所で、地球人抜きで真面目に地球の話をするという、なんともシュールで笑えます。

ただ、以上の感想は見終わってしばらくしてから言い切れる事で、喜怒哀楽どんな心持ちで見ればいいのか、座り心地が大変悪い127分でした。

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尤も『桐島、部活やめるってよ(2012年)』の印象が強いけど、『クヒオ大佐(2009年)』を舞台にまで引っ張った監督なので、ワケワカメ系が好きな本来の姿に戻られたのではないかな。
桐島~は他の監督でも撮れるけど、この作品は大八監督にしか撮れないしね(^^)

そして私は、どこまでが原作でどこからが脚色なのか、未読原作をポチしたのでした。


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by takako98765 | 2017-05-29 17:21 | シネマ | Comments(0)

【クヒオ大佐の妻 LADY KUHIO】

【クヒオ大佐の妻 LADY KUHIO】

作・演出:吉田大八
出演:宮沢りえ、岩井秀人、川面千晶、水澤紳吾
東京芸術劇場シアターウエスト

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どこを切っても大八監督が出て来る、大八ファンクラブの集いのような小劇。

クヒオ大佐が好き過ぎて、『クヒオ大佐(2009年)』という映画まで撮った大八監督が、

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同じようにクヒオ大好きリエちゃんと『紙の月(2014年)』の時に盛り上がって舞台化したのだとか。

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リエちゃん一人芝居のシーンが、『パーマネント野ばら(2010年)』と重なった。

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思えばあれも大八監督。ああゆうヒロインが好きなのかもしれない。
パーマネント野ばらでヒロインを演じたのは菅野美穂。
その夫は、映画でクヒオ大佐を演じた堺雅人。

ステージでは小さな小さな世界を描いていたけど、
企画キャスティングその他も小さな輪で回っているのね。
嫌いじゃないわ(^^)


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by takako98765 | 2017-05-25 18:43 | ステージ | Comments(0)

【メッセージ】

【メッセージ】

原作:テッド・チャン「あなたの人生の物語」
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:エリック・ハイセラー
出演:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー

原作未読。

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単純な話を小難しく見せる事にかけて右に出る人がいないヴィルヌーブ監督には、
更にソレを深読みするのが大好きファンがおり、ネットには卒業論文と見まごうばかりのレビューが並んでいる。
それらを横目に、もやる感想を持て余し数日間悩んでいたんですが、『ばかうけ』に影響うけて作ったって監督自ら言ってんだから、幾ら『ブレードランナー2』の公開を今秋ひかえていようが、気にする事ないですね。

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この作品で私が学んだ事は一つ「宇宙人って古今東西タコなんだ」。

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by takako98765 | 2017-05-23 20:49 | シネマ | Comments(0)

【メッセージ】

【メッセージ】

原作:テッド・チャン「あなたの人生の物語」
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:エリック・ハイセラー
出演:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー

原作未読。

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単純な話を小難しく見せる事にかけて右に出る人がいないヴィルヌーブ監督には、
更にソレを深読みするのが大好きファンがおり、ネットには卒業論文と見まごうばかりのレビューが並んでいる。
そんな中、もやる感想を持て余し気味に数日間悩んでいたんですが、『ばかうけ』に影響うけて作ったって監督自ら言ってんだから、幾ら『ブレードランナー2』の公開を今秋ひかえていようが、気にする事ないですね。

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この作品で私が学んだ事は一つ「宇宙人って古今東西タコなんだ」。

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by takako98765 | 2017-05-23 20:48 | シネマ | Comments(0)

【マンチェスター・バイ・ザ・シー】

【マンチェスター・バイ・ザ・シー】

監督・脚本:ケネス・ロナーガン
製作:ケネス・ロナーガン、マット・デイモン
出演:ケイシー・アフレックリー、ミシェル・ウィリアムズ、ルーカス・ヘッジズ
第89回アカデミー賞主演男優賞・脚本賞受賞。

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人間というのは贅沢な生き物で、
パリピアゲアゲHAPPY♪な日々に嫌気がさし、陰鬱とした気分に浸りたい雨の日の午後もある。
そんな時にオススメの一作!

昔ながらのお灸をジワジワ我慢しているかのような、半分剥がれたカサブタを触っているような、鈍痛と苦味と僅かな甘みが入り混じったような、なんとも言い難い感覚が延々続く。
いまだかつて、137分をこんなにも長く感じた事はなかった。

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好き嫌いを問われたら、好きと答えるだろうが、もう二度と観たくないw
脚本・監督・製作が同一人物だから切りようがないのは判るけど、そんなに頑なにならず、次回作はもう少し第三者の視点を入れようよ。

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ケイシーの繊細な演技は高く評価されたが、16歳の甥っ子を演じたルーカス・ヘッジズも負けず劣らず素晴らしい。今後が楽しみ♪


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by takako98765 | 2017-05-19 13:07 | Comments(0)

【美女と野獣】

【美女と野獣】

監督:ビル・コンドン
脚本:スティーヴン・チョボスキー
出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス

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アカデミー監督賞のラララシド(仮名)で、すっかりミュージカル嫌いになってしまい、仲々足が向かなかったけど、母の日ということもあり、イベントにはイベントでと参戦。

いやぁ、良かったです。

アニメと較べてどうのこうのと、重箱の隅を突つこうと思えば突つけるんでしょうが、ディズニーの力技で、そんな事を考える隙すら与えないところが、素晴らしい。

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野獣が、赤毛&被り物させたら日本一、パブリカ齧らせたら世界一の男、鹿賀丈史に見えてしょうがなかった。

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劇団四季で観たんかな~と調べてみたけど、やってないのね。今更だけど鹿賀さんでやったら良かったのに。

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by takako98765 | 2017-05-15 20:48 | ステージ | Comments(0)

【帝一の國】

【帝一の國】

原作:古屋兎丸『帝一の國』
監督:永井聡
脚本:いずみ吉紘
出演:菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、吉田鋼太郎

原作未読。

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開幕5分、『クヒオ大佐(2009年)』

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『地獄でなぜ悪い(2013年)』

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に次ぐ邦画アゲアゲ大傑作誕生!と座り直したのですけどね。

いえ、充分面白いし、大満足ではあったんだけど、興味を惹きつけたままその鼻面を掴んでブンブン振り回す程の狂気がないのが個人的には残念でした。

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出自が『少年ジャンプ』からも判るように、とても健全で、観る人を選ばないポップコーンムービー。

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休日の昼下がり、ビール片手に楽しむには最適だと思います(^^)。


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by takako98765 | 2017-05-11 16:41 | シネマ | Comments(0)

【郷愁】

【郷愁】

監督:降旗康男
脚本:青島武、瀧本智行
撮影:木村大作
出演:岡田准一、小栗旬、柄本佑、安藤サクラ、長澤まさみ、木村文乃、吉岡秀隆

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抜群の安定感、四季を感じる素材、お出汁と醤油風味、適度なボリューム、そして詩情。
あらゆる意味で、『ザ・日本映画、平成版幕の内弁当』な作品。

犯人の見せ方など、さすがと思わされるシーンもあるが、
浜辺の使い方など、TVサスペンスドラマ的な部分もある。
主役の岡田君のキャラ立ちなど、脚本をいじれば、より複雑な味わいになるのだろうけど、これはこれでいいんだろうな。

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ネットでは、岡田君が健さんと重なるとの声が多いが、
重厚さはともかく、プロット的には小栗君の方が背負っている物が多く、断然健さん的である。
岡田君+小栗君で、かろうじて健さんに近づく感じかな。

無性に『夜叉(1985年)』が観たくなった。

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by takako98765 | 2017-05-10 20:01 | Comments(0)

【バーニング・オーシャン】

【バーニング・オーシャン】

監督:ピーター・バーグ
脚本:マシュー・マイケル・カーナハン、マシュー・サンド
原案:マシュー・サンド
出演:マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ

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「これは実話である」を必要以上に繰り返す宣伝の映画作品は、好きになれない。
実話やらドキュメンタリーやら言ったところで、アングルや編集が入った段階で、特に脚本などあろうものなら全ての責任は製作者にある訳だが、「だってコレが現実なんだも~ん」と転嫁しているように思えてならないのだ。

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本作品についても、CGばかりがやたら派手で、構図やフォーカスは元より、シナリオの熟考が全くと言っていいほどなされていない。
たったひとつの小道具すら使いこなせず、ヒーローはただ流されるまま。
ポスターに踊る「必ず、生きて帰る」のキャッチコピーが虚しさに輪をかけている。
シナリオライターのみならずプロデューサー、ディレクター陣共に、まずは脚本教室初級科に通う事を強くお勧めしたい。


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by takako98765 | 2017-05-08 18:45 | Comments(0)

【3月のライオン後編】

【3月のライオン後編】

原作:羽海野チカ「3月のライオン」
監督:大友啓史
脚本:岩下悠子、渡部亮平、大友啓史
出演:神木隆之介、有村架純、伊藤英明、豊川悦司、加瀬亮、伊勢谷友介

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右を見ても左を見ても絶賛の嵐です。

既刊12巻に映画オリジナル要素を加えた物を前編133分・後編139分に構築するのだから、エピソードの取捨選択は必至。
数列ような正解はなく、経験や感性、才能、信念、会議に次ぐ会議、ぶつかり合い、時には相手の指摘を人格否定と感じる事も。。。
将棋世界の作品だけども、多分それと同じ事が、この現場でも起こったと思うと、目頭が熱くなります。

「唯一あそこは要らないエピソードだった」などと、たとえ私が感じたとしても、それでこの作品の偉大さが変わる事もない。

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演者さん方素晴らしかった、特に伊勢谷友介は一見の価値あり。

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by takako98765 | 2017-05-05 18:39 | Comments(0)