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酒とシネマと不登校児な日々

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「はたらくおとこ」阿佐ヶ谷スパイダース

【「はたらくおとこ」阿佐ヶ谷スパイダース】
本多劇場

作・演出:長塚圭史
出演:池田成志 中村まこと 松村武 池田鉄洋 富岡晃一郎 北浦愛 中山祐一朗 伊達暁 長塚圭史

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12年を経た再演。
初演を見逃していたので、テンポある狂気にストレートにやられ、計算通りに気持ち悪くなりました。
黒い感情が充満するステージは圧巻で、グロテスクエンターティメントがお好きな方は是非。
これを12年前に書いていたというのは、圭史さんやっぱりスゴい才能だな。

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アフターステージにミニトークショーがあり、素の圭史さんを拝見したらば、真面目な話をされていても「おらおら女寄ってこいオーラ」が濃厚で、あれも一種の才能だなと思いました。

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# by takako98765 | 2016-11-18 10:19 | ステージ | Comments(0)

【テクノポリス】

【テクノポリス】
渋谷コクーン

原作:テア・フォン・ハルボウ『新訳 メトロポリス(中公文庫)』
演出・美術:串田和美
原作翻訳:酒寄進一 
潤色:加藤直 
台本協力:木内宏昌
出演:松たか子、森山未來

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「実力派キャストと強力なスタッフが集結し、これまで誰も見たこののない作品をお届けします」
確かに、舞台美術などは面白い仕掛けをしていたらしい。
天井桟敷席の私には見えなかったが。

舞踏劇なのかミュージカルなのか朗読劇なのか曖昧、そこらへんが「誰も見たことがない作品」だったのだろうと思うけど、扱うテーマに目新しさは感じられず、場内落ちる人多数。

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これまで森山未來の芝居を3本見て全てこんな感じ。
私と未来の相性が悪いのかなぁ


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# by takako98765 | 2016-11-14 18:29 | ステージ | Comments(0)

【ミュージアム】

【ミュージアム】

原作:巴亮介「ミュージアム」
監督:大友啓史
脚本:高橋泉、藤井清美、大友啓史
出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、松重豊、妻夫木聡

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セブン臭たっぷりな幕開け~中盤が、プロット失速に伴い小栗君&カエル男の熱演怪演は逆にヒートアップし、話は崩壊してるけど見ごたえはあるという、アンビバレンスな風合いに仕上がってます。

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特に気に入らなかったのは、オノマチが、いかにもな良妻賢母で、同性からみたら「言わなかったてめーが悪い、自業自得なのに突然キレてバカじゃね」なキャラクターである事。
加えて、無名時代ならまだしも現在の彼女には「強い女」のイメージがあり、夫唱婦随の薄幸タイプは無理がある。
小栗君と並んだ時も、夫婦というよりは姉弟にしか見えなかったし、最大の山場ですら、あんなもみ合ってんなら自分で撃っちゃえば良かったんでね?の突っ込みを入れたくてウズウズします。

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しかし、さんざんけなしといてここからが本題ですが、ラストカットも含めて132分間楽しませていただいたし、なによりどの画も美しく映画的で、スクリーンで見て良かったとしみじみ思いました。
でも話はかなりグロく、ハンバーグネタとか出てきますので、そゆうの苦手な方は決して見ないでね。


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# by takako98765 | 2016-11-14 18:26 | シネマ | Comments(0)

【続・深夜食堂】

【続・深夜食堂】

原作:安倍夜郎「深夜食堂」
監督:松岡錠司
脚本:真辺克彦、小嶋健作、松岡錠司
出演:小林薫、河井青葉、佐藤浩市、池松壮亮、キムラ緑子、渡辺美佐子、井川比佐志

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7年前「めしテロ」なる言葉を生み出した作品。
前作2015年映画版と比べて、より濃いドラマ性を感じた。

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料理とドラマの密接な関係が特徴だが、特に渡辺美佐子のエピソードは絶品。
思わず唸った。

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一方で「コレ他の料理でも成立すんじゃね?」があったのは残念。



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# by takako98765 | 2016-11-08 20:25 | シネマ | Comments(0)

【団地】

【団地】

監督・脚本:阪本順治
出演:藤山直美、岸部一徳、大楠道代。石橋蓮司、斎藤工

第19回上海国際映画祭金爵賞最優秀女優賞受賞

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数日前に「人の生き死を扱った」「衝撃のラスト」「ホラー」な作品の感想を書いた。
本作にも全く同じ要素があるが、感想は180度違って思い出すたび胸の中が暖かくなる。

諦観を全身で体現する藤山直美が素晴らしい。
対して、いじけて拗ねる岸部一徳が愛おしい。
ホラーな展開を見せる人間関係が怖可笑しい。

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衝撃のラストは賛否両論あるが、逆を看取った夫婦へ惻隠の情。
オーラスのカットについても否定の声が多いようだが、この世は何もかも割り切れる、理解できる、合理的なモンじゃない。
夫妻の幸せな笑顔が見れたんだから、それでいいじゃねぇかと思う私です。


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# by takako98765 | 2016-11-06 13:37 | シネマ | Comments(0)

【少女】

【少女】 
原作:湊かなえ
監督:三島有紀子
脚本:三島有紀子、松井香菜
企画プロデューサー:森川真行
出演:本田翼、山本美月、佐藤玲、児島一哉
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「しあわせのパン(2012年)」「縫い裁つ人(2015年)」で知られた三島作品とは一線を画し、新境地を開いた。
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原作がしっかりしているので、完成度はすでに保証されているのだが、プロデューサーが何故この原作と監督を結びつけたのかに、とても興味がある。


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# by takako98765 | 2016-11-05 18:30 | シネマ | Comments(0)

【デスノート Light up the NEW world】

【デスノート Light up the NEW world】

原作:大場つぐみ・小畑健
監督:佐藤信介
脚本:真野勝成
出演:東出昌大、池松壮亮、菅田将暉

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芸達者な池松くんと菅田くんに挟まれた東出くんが痛々しかったです。

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いろんな意味で、仲村トオルの後継者になりそう。

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# by takako98765 | 2016-11-04 13:38 | シネマ | Comments(0)

【湯を沸かすほどの熱い愛】

【湯を沸かすほどの熱い愛】

監督・脚本:中野量太

出演:宮沢りえ、オダギリジョー、杉咲花、松坂桃李

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これが商業映画デビュー作とは思えない程の安定した作り。
絶賛の声が高く、場内でもあちこちからすすり泣きが。
でも、立て続けに同じ病で身内を亡くした身であるためか、同じような母子関係を営んでいるせいか、どうにものめり込めず。

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さらに、これを言ったら人としての欠落を晒すようで躊躇しますが、あの衝撃のラスト、みんなニコニコって、私にはホラーとしか思えませんでした。

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ああ、最近世間の感想からどんどん外れていく。
でも今回のラストに関しては、みんな一度冷静になろうよと言いたい。


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# by takako98765 | 2016-11-02 18:32 | シネマ | Comments(0)

【映画・闇金ウシジマくんファイナル】

【映画・闇金ウシジマくんファイナル】

原作:真鍋昌平「闇金ウシジマくん」
監督:山口雅俊
脚本:福間正浩 山口雅俊
出演:山田孝之、綾野剛、永山絢斗、八嶋智人、やべきょうすけ

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ウシジマくんの高校時代の友人が現れ、「エピソード0」な話。
今まで謎だった事が分かったところでファイナルというのは、距離感を保ち決して踏み込まないウシジマくんの世界を体現している。

まだまだ見ていたかったけど、とても良い幕の引き方だった。

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シリーズを通して思い知らされたのは、借金はダメって事と、山田孝之はすごいって事。

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あと地味にお気に入りだったマキタ・スポーツに見せ場があったのが嬉しかった。

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# by takako98765 | 2016-11-01 08:43 | シネマ | Comments(0)

【永い言い訳】

【永い言い訳】

監督・脚本・原作:西川美和監督
出演:本木雅弘、竹原ピストル、藤田健心、白鳥玉希、黒木華、深津絵里。

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さすが是枝DNA、子どもの扱い方がとにかく上手い。
そしてなんといっても竹原ピストルが良い。
何をしでかすか分からない緊張感と、肉じゃがのような破顔一笑。
リリー・フランキーやピエール瀧のあとを継ぐ役者として、今後を担っていくんだろうな。

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モッくん演じるこじらせクソ野郎に向ける、ふかっちゃん演じる妻と担当編集者・池松壮亮の目が素晴らしい。
西川監督、面目躍如。
終幕の味わいは「そして父になる(2013年)」に通じるものがある。
これもまた是枝DNAのなせる技なのか。

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# by takako98765 | 2016-10-30 13:16 | シネマ | Comments(0)

【何者】

【何者】

原作:朝井リョウ「何者」
監督・脚本:三浦大輔
出演:佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之
企画:川村元氣

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原作は直木賞受賞作。
監督は「愛の渦(2014年)」で大ブレイクした、劇団「ポツドール」主宰者。
後半に、演劇畑ならではのちょっとした工夫はあったが、
期待していたほどの化学反応は起きず、原作を手堅くまとめ上げた印象。

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演者は若手のホープ達。
だがこちらも、それぞれがそれぞれの得意分野をソツなくこなした感が強い。

私はそこそこ面白く観たけど、金返せと怒る人の気持ちも分からなくはない。


有村架純が、えんえん同じバストアップの同じ笑顔で金太郎飴のようだった。


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# by takako98765 | 2016-10-28 18:06 | シネマ | Comments(0)

【グッドモーニングショー】

【グッドモーニングショー】

監督・脚本:君塚良一
出演:中井貴一、長澤まさみ、志田未来、時任三郎、濱田岳。

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突っ込みどころ満載ですが、もっとも大きな所で。
この番組のスタートが最も遅いスタートの8時だとしても、
その時すでに「カフェ」で人質となっている人選はあれでいいのか?
「初老の従業員」「年配の男性」「臨月の女」「小学生」
わざわざフリップで説明された事件現場は「JR大崎」から徒歩10分の住宅街。
そんな時間にやっているカフェあるのか?
普通に駅チカの店じゃダメだったのか?


長澤まさみはただイタイだけ。

視聴者まるなげ倫理の脚本は不愉快なだけ。

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他にもテンポが、とか、メリハリが、とか、焦点が、とか、映画的な画が、とか、いろいろ私の好みとは違っていたのですが、吉田羊と池内博之は良かったな~。

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# by takako98765 | 2016-10-27 11:05 | シネマ | Comments(0)

【るつぼ】

【るつぼ】
シアターコクーン

作:アーサー・ミラー
翻訳:広田敦郎
演出:ジョナサン・マンビィ
出演:堤真一、松雪泰子、黒木華、溝端淳平、小野武彦

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17世紀アメリカの魔女裁判を下敷きに、1953年に書かれた戯曲だが、昨今のヒステリックなこの地の有り様と見事に重なる。

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次々と告発を続ける少女たちの不気味さ。
群衆心理で正義を掲げる者たちへの嫌悪感。
追い詰められ、己を偽らざるを得ないやるせなさ。

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どす黒い人間の闇を、達者な演者達にこれでもかと見せつけられ、後味の悪さにぐったりした秋の夕暮れでした。

できる事ならもう一度、ソワレで観劇して浴びるように酒を飲みたい。


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# by takako98765 | 2016-10-21 21:10 | ステージ | Comments(0)

【お父さんと伊藤さん】

【お父さんと伊藤さん】

原作:中澤日菜子「お父さんと伊藤さん(講談社)
監督:タナダユキ
脚本:黒澤久子
出演:上野樹里、リリー・フランキー、藤竜也、長谷川朝晴

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原作未読。
我が身を顧みず「ドラマが薄い」だの「芝居が一本調子」だのと書いている私ですが、それは「派手な事件」「明確な喜怒哀楽」では無論ない。

本作のように、父・娘・年の離れた彼氏の三人が狭いアパートで夕餉を囲む。
それだけで十分にドラマチックだし、僅かな箸の上げ下ろしで感情が伝わる。

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さて本題。
だから私はこういうのが観たかったんだよ~!!、と叫び出したいほど、繊細で面白く切なく愛おしい作品です。
兄嫁と兄の身悶えるような苦しみがすごーくよくわかる藤竜也のくそじじいぶり。
ゆるゆると生きてきたようで、通り一遍ではない過去が覗くリリー・フランキー。
ままならない日常と、言葉にならないもどかしさで終始仏頂面の上野樹里の可愛さ。

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見終わった時に笑っている人、ほっこりしている人、泣いている人。様々だと思います。
これは現代版「東京物語」
バンバン宣伝している大作の陰で、ひっそりと終了させてしまうのは、非常に残念です。


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# by takako98765 | 2016-10-20 14:21 | シネマ | Comments(0)

【淵に立つ】

【淵に立つ】

監督・脚本・編集:深田晃司
出演:浅野忠信、筒井真理子、古舘寛治、大賀

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カンヌ映画祭「ある視点」審査員賞受賞。

中盤以降、プロットは佳境を迎えるが、ドラマは失速する。
主役二人の芝居が一本調子なのが、どうにも歯がゆい。
人生苦しいのはわかるが、その苦しさは一色ではあるまい。
序盤、どれだけ浅野忠信に頼っていたのか、改めて思い知らされる。

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後味の悪さや家族がテーマな事からネットでは『葛城事件(2016年)』の名が上がっているけど、客に対するサービス精神が違う。
演出の狙いなのかもしれないが、セットも変わらず映像も変わらず芝居も変わらずでは、私みたいに感性がない人間は飽きるぞホンマ。

『プロテスタント』の設定には笑ったけど。

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ファーストシーン、雑な食卓で雑なお祈りする母子観た時、コントかと思った。
折角のネタがキャラ説明の一発芸で終わり、後半に生かされなかったのがつくづく残念。
「神なんかくそくらえ」ぐらい言わせれば良かったのに。
前述したサービス精神とは、そういう事。


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# by takako98765 | 2016-10-19 09:14 | シネマ | Comments(0)

【ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK】

【ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK】

監督:ロン・ハワード
出演:ザ・ビートルズ、シガニー・ウィーバー、ウーピー・ゴールドバーグ、浅井慎平

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本人ならびに関係者の全面協力のもと製作された「ザ・ビートルズ」の公式ドキュメンタリー映画。
初期のリバプール時代、1963年に始まったツアーから66年までのライブ映像を中心に、関係者などのインタビューを織り交ぜながら、楽曲の変遷、人気の理由を探る。
日本公開版は、66年来日時のエピソードが長めに収めらた特別版。

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本日満席。その多くは往年の熱狂的なファンと思われ、エンディングでは拍手が起こりました。
しかしさほどのファンでない私の目には、動く年表というか、実に淡々とした味わいで、僅かに心が動いたのは、ライブのポールが舌ったらずで歌えてなかった事ぐらい。

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あと本題とは離れてしまうが、「渋谷Bunkamuraル・シネマ」には一時間前まで購入可能なオンライン枠があるが、顧客の年齢層が高く活用されていないため、時間間際でもいい席取り放題という事。

どちらかというと後者の方が、今後の私に対する影響力は大きいように思われます。


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# by takako98765 | 2016-10-13 10:12 | シネマ | Comments(0)

【SCOOP!】

【SCOOP!】
監督・脚本:大根仁
原作映画:原田眞人
出演:福山雅治、二階堂ふみ、リリー・フランキー

..
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昨今、やけに70年代臭の作品が多いように思っているが、本作もその一つ。
『俺たちは天使だ(TV 1979年)』
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『チ・ン・ピ・ラ(1984年)』
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そして微かに『傷だらけの天使(TV 1974年』の香りもする。
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お若い方々にとっては癖がある作品だろうが、当時を知っている
者にとっては郷愁にかられる一品。

主役の福山雅治は器用ではないが、アクの強い役がハマれば爆発的な威力を持つ。
好き嫌いはあるだろうが、本作は彼の代表作と言えると思う。賞とは縁遠いが。
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対して、リリー・フランキーはメジャーどころではない助演男優賞を受賞する気がするな~。
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この人を観るだけでも、劇場に足を運ぶ価値はあると思う。

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# by takako98765 | 2016-10-13 10:06 | シネマ | Comments(0)

【映画・闇金ウシジマくん Part3】

【映画・闇金ウシジマくん Part3】

原作:真鍋昌平
監督・山口雅俊
脚本:福間正浩、山口雅俊
出演:山田孝之、綾野剛、やべきょうすけ、高橋メアリージュン、本郷奏多、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)
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前作2本よりもエグさがないのは、登場するのが、情報商材詐欺にマルチ商法を付け足したようなアッサリした犯罪だったせいかもしれないし、すっかりこの世界に麻痺してしまったせいかもしれない。

2010年テレビドラマの時には、次々と登場するダメ人間に胸を悪くし目をそらしたのはどこの誰だったか、今ではオラオラもっとエグいの出てこんかいとスクリーンに向かって中指立てるようになってしまったわたくし。。。
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いやいや、もしかしたら今月末に公開される次回がファイナルという事で、2本分の脚本と撮影が間に合わず、こっちはとりあえずサクッとし仕上げたのかもしれない。
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謎は謎として残されたまま、月末を刮目して待て。

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# by takako98765 | 2016-10-06 17:47 | シネマ | Comments(0)

【アングリーバード】

【アングリーバード】

監督: ファーガル・レイリー、 クレイ・ケイティス
脚本: ジョン・ビッティ
吹替:坂上忍、前園真聖、勝杏里、乃村健次。

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暇つぶし系アプリゲームを元にした作品だが、そんな事すら知らず、高校生に誘われて鑑賞。

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のっけから中盤に至るまでのしょうもなさは絶望的。
この90%はダイヤログの和訳が原因かと思われる。

「羽を打つ」⇒手を打つ
「カラスのように風呂に入る」⇒カラスの行水
などに代表される、意味を把握するのに0.5秒かかるオヤジギャグ(同行者は意味が分からなくてスルー)の一方で、
唐突に「リスケ」と叫び、ナウい言葉も知ってますぜアピール。

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中盤以降は、セリフがいらないアクションゲームシーンになり、グッと見やすくなった。
ゲームをやっていたら面白さが倍増するそうで、そこら辺は子ども心をくすぐりそう。
だがその単純さが前半の台詞回しとチグハグで、一体誰に向けて作られた作品なのか、エンディング前の感動シーンも取って付けたようでしっくりこない。

総括:場内貸切で空気が良かった。


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# by takako98765 | 2016-10-05 19:11 | シネマ | Comments(0)

【後妻業の女】

【後妻業の女】

原作:黒川博行
監督・脚本:鶴橋康夫
出演:大竹しのぶ、豊川悦司、尾野真千子、長谷川京子、笑福亭鶴瓶
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大人になってから参加する納涼肝試し大会のようで楽しかったです。
本・役者・演出ともに、これ以上ない鉄壁の手堅さ。
ただ「堀江のマンション」「羽曳野の家」「瓢箪山の土地」など、ネイティブ大阪人じゃないと本当の面白さは分からないんだろうな。
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それにつけても観客のシニアっぷりに驚きました。
『龍三と七人の子分たち(2015年)』とどっこいどっこい。
特筆すべきは、その多くがアベックであったこと。
なんというか、まぁ、多くは語るまい。
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# by takako98765 | 2016-10-02 17:23 | シネマ | Comments(0)

【オーバー・フェンス】

【オーバー・フェンス】

原作:佐藤泰志「オーバー・フェンス」
監督:山下敦弘
脚本:高田亮
出演:オダギリジョー、蒼井優、松田翔太、北村有起哉、満島真之介
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原作が得意ではないけど、敬愛してやまぬ山下監督だしと、やじろべえをゆらゆらさせながらの鑑賞。
結果、見事撃沈。
70年代ぽくて、懐かしくはあったけど。
メンタルに障害があるお股の緩いキャバ嬢とか、ディジャブ感満載。
優ちゃんが鳥の羽を飛ばすシーンは藤田敏八監督『赤ちょうちん(1974年)』のオマージュかな。
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ソフトボール試合中のオダジョが妻夫木クンと被ったのに驚きました。
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うーん、確かに妻夫木くんが演っても違和感ない、そういう役でした。


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# by takako98765 | 2016-09-27 18:43 | シネマ | Comments(0)

【怒り】

【怒り】

監督・脚本:李相日
原作:吉田修一「怒り」(中央公論新社刊)
製作:川村元氣
出演:渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、池脇千鶴、宮崎あおい、妻夫木聡

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まずは監督のすさまじいバランス感覚に圧倒された。
撮影&編集し終わった画が既に見えている監督が、脚本を構成する強みがいかんなく発揮されている。
膨大な情報もテンポ良く、客を飽きさせる事なく142分を走り抜けた。

演者も素晴らしかった。
特に広瀬すず、高畑充希には『よく頑張りました』の花丸を進呈したい。
宮崎あおいの、頭が緩いだけじゃない毒っ気も良かったし、池脇千鶴の渡辺謙に放った一言も効いていた。

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ただ、私は『愛≠信頼』タイプなので、謙さん父娘チームに感情移入はできなかった。
どちらかというと妻夫木に近いのだが、あのエピローグには取って付けた感が残った。

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森山未來に関しては理解できないという事を理解したのだが、それが正解どうかは不明。



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# by takako98765 | 2016-09-21 16:53 | シネマ | Comments(0)

【裸足の季節】

【裸足の季節】

監督:ドゥニズ・ガムゼ・エルグヴァン
脚本:デニズ・ガムゼ・エルギュベン、アリス・ウィンクール
出演:ギュネシ・シェンソイラーレ、ドア・ドゥウシルヌル、トゥーバ・スングルオウルセルマ、エリット・イシジャンエジェ、イライダ・アクドアンソナイ
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エルクバァン監督長編デビュー作。
フランス代表としてアカデミー賞外国語映画賞、ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネート他、世界各国で33の賞を受賞した

とにもかくにも五姉妹が美しい。
宗教画のごとき映像は非の打ち所がない。
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彼女たちは天衣無縫であるが故に、自分の意に沿わぬ結婚を強いられる。
女性の処女性だけが重視された、人権無視の、粗野で野蛮な、村の風習。

ひどい!
可哀想!!
北トルコ大嫌い!!!
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だが、へそ曲がりの私は思ってしまう。
もしも五人姉妹が、かくも美しくなかったら、と。

男性から見向きもされない、
親同士の談合がなければ話がまとまらない、
嫁入り道具が処女性しかない女性だって居るだろう。

また、姉妹の一人は、結婚式の最中に逃走するのだが、
何も知らずに突然赤っ恥をかかされた新郎の胸中を思うと複雑だ。


邦題を含めて、王道であるが故に突っ込みどころ満載な一作。
でも、何度も言うけど画は綺麗だよ~~~。


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# by takako98765 | 2016-09-18 21:14 | シネマ | Comments(0)

【君の名は。】

【君の名は。】

原作・脚本・監督:新海誠
製作:川村元氣
出演:神木隆之介・上白石萌音・長澤まさみ・市原悦子。
音楽:RADWIMPS
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上映前から、高校生カップルの海の中で溺れそうだった。
CMがまた、リア充高校生恋愛映画ばかりが続き窒息しそうだった。
作品は、アラもあったけど若々しく勢いがあり、面白く観た。
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ただ『転校生(1982年)』や『となりのトトロ(1988年)』のメイを知らない人たちと同じ感想にはなりえない。
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音楽も含めてすごーく感動している高校生たちの純白なキャンパスを少しだけ羨ましく思った。


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# by takako98765 | 2016-09-15 16:22 | シネマ | Comments(0)

【ストリート・オーケストラ】

【ストリート・オーケストラ】

監督:レルジオ・マチャド
原作:Tudo Que Aprendemos
脚本:マリア・アデライデ・アマラル、マルタ・ネリング、マルセロ・ゴメス、レルジオ・マチャド
出演:ラザロ・ハーモス、カイケ・ジャズース、エウジオ・ピエイラ

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〈スラム街の奇跡〉〈荒れた生活を送る子どもたちと挫折したヴァイオリニスト〉〈感動実話〉
企画はバッチグーだし、そこに添えられたプロットもよくできていたと思う。
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だがしかし、蓋を開けたら脚本、演出、編集がバラバラで、メリハリもなく、主役の心情の変化が全く伝わってこない。
素晴らしい作品になる要素がたくさんあるだけに、とても残念。
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# by takako98765 | 2016-08-28 10:47 | Comments(0)

【シング・ストリート 未来へのうた】

【シング・ストリート 未来へのうた】

監督・脚本:ジョン・カーニー
出演:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボーイントン、ジャック・レイナー

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本作は監督自身を投影した自伝的作品。

全体を『小さな恋のメロディ(1971)』高校生版にまとめあげているが、そこここに人生の苦味や痛みを垣間見せ、お花畑物とは一線を画す。
特に、レイナー演じるニートな兄の繊細かつ太い、複雑な性格の描写には圧倒された。

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アイルランド全土で行われたオーディションで選ばれたピーロは演技経験ゼロとの事だが、芸達者に囲まれて伸び伸びと演じているのがストーリーと相まって微笑ましい。

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カーニーは、気持ちのいい作品を作り上げる天才だな。


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# by takako98765 | 2016-08-26 20:45 | シネマ | Comments(0)

【エクス・マキナ】

【エクス・マキナ】

監督・脚本:アレックス・ガーランド
出演:ドーナル・グリーン、アリシア・ヴィキャンデル、オスカー・アイザック

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アカデミー賞視覚効果賞受賞
アカデミー賞脚本賞ノミネート

「わたしを離さないで」脚本担当のガーランドの、監督デビュー作。

ザックリいうと、アンドロイドの人工知能をめぐる話です。
明らかにGoogleをモデルにした会社のECO・社員・アンドロイドの登場人物三名。
それをセット3つの室内劇で「人間と人工知能の主従関係を巡る心理戦」を描いている。

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小説ならともかく、そんなミニアムな世界を映像作品でやろうと思ったその心意気にまず拍手。
さらにセットもヒロインも環境もとにかくスタイリッシュでさすがアカデミー賞視覚効果賞受賞、なるほどcoolとはこういう事ねとオバサン合点しました。

途中、飲兵衛が繰り言を言う箇所、社員がブレードランナー化する箇所に中だるみ感を持ちましたが、それも数分の事。
アリシア・ヴィキャンデルの美しさの前では鼻息で飛ぶってなモンです。

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こういう作品、ほんっと大好きだ~~~


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# by takako98765 | 2016-08-18 11:29 | シネマ | Comments(0)

【秘密 THE TOP SECRET】

【秘密 THE TOP SECRET】

監督:大友啓史
原作:清水玲子
脚本:高橋泉、大友啓史
出演:生田斗真、岡田将生、吉川晃司、松坂桃李、大森南朋
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なんだかんだあった末に着地する「幸せな映像」は、意表をついて面白かったです。
ただ、そこに至るまでのなんだかんだが、私にはちょっと合いませんでした。
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地上波ドラマOA中の「ON@TBS」とテーマが被ってしまったのも一因かもしれませんが、
2作品を合わせたというプロットは消化不良、キャラクターもブレブレで、特に岡田将生・大森南朋は目も当てられない。
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映像は素晴らしかっただけに、残念です。



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# by takako98765 | 2016-08-13 13:59 | シネマ | Comments(0)

【帰ってきたヒトラー】

【帰ってきたヒトラー】

原作:ティムール・ヴェルメシュ
監督・脚本:デヴィット・ヴェント
出演:オリヴァー・マスッチ、ファビアン・ブッシュ、カッチャ・リーマン
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なにせヒトラーなので、『オー!ゴット(1977)』とは異なり前半乗れなかったけど、
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後半のブラック展開には惹きつけられました。
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「どの国も同じなのねぇ」
帰りのロビーで70歳代の女性が呟かれてました。御意。


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# by takako98765 | 2016-08-05 13:55 | シネマ | Comments(0)

【シン・ゴジラ】

【シン・ゴジラ】

監督:庵野 秀明、樋口 真嗣
脚本:庵野秀明
出演:長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ
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噂にたがわぬ名作。
今更私が付け加える事など何もありません。
IMAXで観て良かった!
次回は二番館でもある大森シネマのキーキー鳴る椅子で観たいと思います。
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ところで、最後SEIさんが全部かっさらっていった時、脳裏に『地上の星@中島みゆき』が流れたのは私だけでしょうか。
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# by takako98765 | 2016-08-04 11:22 | シネマ | Comments(0)