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酒とシネマと不登校児な日々

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【ファインディング・ドリー】

【ファインディング・ドリー】

監督:アンデリュー・スタントン、アンガス・マクレーン
脚本:アンデリュー・スタントン
吹替:室井滋、木梨憲武、菊地慶、上川隆也、中村アン、八代亜紀

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前作ニモには魚介類としてのルールが最低限守られていたが、今回は枷をとっぱらい完全にフリーダム。

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道路閉鎖したり、車を強奪してカーチェスする海洋棲動物まで現れ、それはニモでなく『ズートピア(2016)』の世界観。

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そんなこたぁ観客の子ども達には関係なく、ただただ「面白い~」と喜んでりゃいいと割り切ったのかな。
ニモ・マーリン・ドリーのドラマが良く出来ていただけに、何とも残念。


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# by takako98765 | 2016-07-30 21:10 | Comments(0)

【ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~】本多劇場

【ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~】本多劇場

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:古田新太、成海璃子、賀来賢人、大倉孝二、入江雅人、犬山イヌコ

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ケラさんと古田さんの「大人たちが全力でバカバカしいことをやる」"KERA古田企画”の第三弾。
今回も見事に、何もありませんでした。

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言葉遊び、ロジックのすり替え、脈略のない展開、ナンセンス、パロディー、下ネタ、悪ふざけ。
まるで夏休みの夜更けに街角のコンビニ前でくだらん話に延々興じている愛すべき男子集団みたい。
「この舞台を永遠に見続けていたいなぁ」
そう感じるのも、そこで描かれているのが大人の夏休みだと思えば納得。

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ポケットにしまって持ち帰りたい作品(^^)。


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# by takako98765 | 2016-07-28 18:49 | ステージ | Comments(0)

【セトウツミ】

【セトウツミ】

監督:大森立嗣
原作:此元和津也
脚色:宮崎大、大森立嗣
出演:池松壮亮、菅田将暉
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高校男子2人が、川辺でボソボソ話しているだけの75分。
オムニバス5話位なので、1エピソード15分。
二人の間とか、話題の飛び方はゆるーく笑えるけど、ショートコントとどこが違うのかという。。。
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大森監督が得意とする腐女子が飛びつく男子二人物。
力を入れすぎた前作『まほろ駅前狂騒曲(2014)』の100倍いいけど、
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映画ではなく、深夜ドラマ枠で1クール観てみたい。


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# by takako98765 | 2016-07-22 20:36 | シネマ | Comments(0)

【葛城事件】

【葛城事件】

監督・脚本:赤堀 雅秋
出演:三浦友和、田中麗奈、南果歩、若葉竜也、新井浩文

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前作『その夜の侍(2012年)は灼熱のアパートの一室が舞台でしたが、本作では梅雨明け前の曇空のリビングルーム。
共通しているのは、呼吸困難になりそうなほどの高く厚い湿度。

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我が家と共通している箇所も多々あり、いつしかウチと違う箇所を血眼に探す自分がいて、ぐったり疲れました。
でもまた見たい、そう思わせる麻薬のような赤堀作品。
何がって、演者さん達も凄かったが、なにより脚本が素晴らしい。

三浦友和さんは『台風クラブ(1985年)』『流星の絆(2008年TBS)』以来の当たり役。

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百恵ちゃんの旦那様イメージも薄れてきて、これからがデラ楽しみ。

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# by takako98765 | 2016-07-20 20:18 | シネマ | Comments(0)

【AMY エイミー】

【AMY エイミー】

監督:アシフ・カパディア
第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞
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第50回グラミー賞で5部門を受賞し、27歳の若さで亡くなったエイミー・ワインハウス。
彼女のプライベート映像や関係者へのインタヴュー取材をもとに構築されたドキュメンタリー作品。
絵に描いたように壊れていく「歌姫」を観ているのは辛かった。
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安い感傷だが「歌姫」にはうっすらとした薄幸イメージがある。
更に突っ込んでいうと、それは「男運の悪さ」で、恋人に限らず父親がダメダメだったり、マネージャーがアカンかったりも含まれる。
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明菜ちゃん、今どうしているんだろう・・・。


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# by takako98765 | 2016-07-19 18:44 | シネマ | Comments(0)

【FAKE】

【FAKE】

監督:森達也
出演:佐村河内守

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2014年にワイドショーを賑わわせたゴーストライター事件・佐村河内守さんを取材対象者としたドキュメンタリー作品。
監督は、オウム真理教の荒木広報副部長に密着した『A(1997年)』『A2(2001年』以来15年ぶりとなる森達也監督。

登場人物全てがゲスいか謎の人。
これはフィクションではありえない話で、あまりの下世話っぷりがいっそ清々しい。
それが観客自身の覗き見根性と相まって、えも言われぬ香ばしさとなる。

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真実を究明する作品ではありません。
「ラスト12分は誰にも言うな」と言われているのですが一言だけ、ラストクエッションが秀逸です。
これはテレビやDVDでは味わえない、是非、劇場でご覧下さい。


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# by takako98765 | 2016-07-15 18:28 | シネマ | Comments(0)

【ふきげんな過去】

【ふきげんな過去】

監督・脚本:前田司郎
出演:小泉今日子・二階堂ふみ・高良健吾・山田望叶・板尾創路

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何とも夏らしい作品。
よほど逃亡者が似合うのか、TVドラマ『すいか(2003)』の影響か、またもキョン2は逃亡者役。

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板尾さんと子役の望叶ちゃんの諾力さ加減が、抜群に良い。

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女たちが豆を剥きながら男をこき下ろすシーンはアジア的で、ぐだぐだ永遠に見ていたかった。

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映像も綺麗だが、舞台劇だったら100倍楽しかっただろうなと思いました。


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# by takako98765 | 2016-07-11 17:34 | シネマ | Comments(0)

【64ーロクヨンー後半】

【64ーロクヨンー後編】

原作:横山秀夫
監督:瀬々敬久
脚本:久松真一、瀬々敬久(脚本協力・井土紀州)
出演:佐藤浩市、綾野剛、緒形直人、三浦友和

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原作とは違うラストに賛否両論あるようですが、私はより視覚的になり映画としては良かったと思います。

何といっても緒形直人が素晴らしかった。
一筋縄ではいかない人間像を上手く表現していた。
「なぜ殺した?」の答えは、脚本的には如何なものかと思いましたが、
彼がそこまでに築き上げてきた演技によりえも言えぬ説得力がありました。

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窪田正孝も、ワンシーンだけですが、伝わってくる物があり、とても良かった。

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一方「娘は預かっている」とのセリフは、いってしまえばウソなので少々つや消し。
口に出さずに小道具を上手く使った表現が良かったような。

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重箱の隅をつつくようですが、中盤で一瞬映る佐藤浩市の靴がピカピカだったのも気になりました。

なんだかんだ書きましたが、映画館で観て良かった作品である事は間違いありません。

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# by takako98765 | 2016-07-07 16:55 | シネマ | Comments(0)

【二重生活】

【二重生活】

原作:小池真理子『二重生活』
監督・脚本:岸善幸
出演:門脇麦、長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキー

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冒頭から濡れ場。

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朝ドラで爽やかなイメージになった麦ちゃんなのに、映画では麦=濡れ場ばかりで少々食傷気味。

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雰囲気はフランス映画のようだし、役者も魅力的に撮れているけれども、謎や疑問がちょこちょこ残る。

何もかも説明しろとは言わないが、ムードだけでは126分持ちません。


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# by takako98765 | 2016-07-01 18:13 | シネマ | Comments(0)

【日本で一番悪い奴ら】

【日本で一番悪い奴ら】

原作;稲葉圭昭『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』
脚本:池上純哉
監督:白石和彌
出演;綾野剛・中村獅童・ピエール瀧・YOUNG DAIS

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とにかく綾野剛、何が何でも綾野剛。360°綾野剛な作品。

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『凶悪(2013)』から思いっきりエンタメに舵を切った白石監督だが、ラストシーンと、その後に流れるクレジットで、「あれ、これ社会派だったんだ」と思った。
ところがそこに東京スカパラのご機嫌な主題歌が流れるので、感情が少々混乱します。
スカパラファンだけど、あの印象的なラストを活かすのであれば、違う楽曲の方が良かったような気も。

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でも傑作力作です。
同調圧力やら洗脳やら社畜やら、絵面は派手だけどニッポンの会社員にはとても身近な話なので、お時間があるようなら是非。
綾野剛が苦手な人にはオススメしないけど。


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# by takako98765 | 2016-06-30 21:53 | Comments(0)

【コペンハーゲン】

【コペンハーゲン】
シス・カンパニー公演

作:マイケル・フレイン。
演出・上演台本:小川絵梨子。
出演:段田安則・宮沢りえ・浅野和之。

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原子炉を模しているのだろう制御棒を思わせる10本の細い柱だけのシンプルなステージ。
3人それぞれの過去・未来・独白がアヤトリのように繰り広げられていく会話劇。

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濃厚で緊迫感があり、力強く繊細な、小川演劇の真骨頂。

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ただ、観客の集中力が問われる舞台なので、休憩を挟んだ2幕目は元のテンションに戻れず苦しむ人も少なくなかったよう。
かくゆう私もその一人。
再演の際は、中入りをいれないバージョンも考えていただけたら嬉しいです。


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# by takako98765 | 2016-06-28 18:37 | ステージ | Comments(0)

【筋書ナシコ】 ラッパ屋第42回公演

【筋書ナシコ】
ラッパ屋第42回公演

作・演出:鈴木聡
出演:岩橋道子、谷川清美、松村武、俵木藤汰、木村靖司

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久しぶりの「サラリーマン劇団」ラッパ屋。
結成三十年を越した、R40歳キャストが繰り出す笑いは愛しく、体にも心にも優しい。

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年に一度は味わいたい故郷の味ってこんな感じかなと、東京生まれ東京育ちは夢想するのでした。

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# by takako98765 | 2016-06-23 21:01 | ステージ | Comments(0)

【マネーモンスター】

【マネーモンスター】

監督:ジョディ・フォスター
脚本:アラン・ディ・フィオーレ、ジム・カウフ、ジェイミー・リンデン
出演:ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、ジャック・オコンネル
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99分を一気に駆け抜ける疾走感が心地よい、ハラハラドキドキ中だるみゼロのご機嫌なエンタメ。
歌って踊るアメリカーンなヘタレタレントのジョージ・クルーニーがとっても新鮮。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
ただ事件自体の真相は薄く、その見せ方も短調なため、サスペンス物としての点は少々辛くなる。
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大御所二人を相手に、キレやすいおバカな若者っぷりを見事に演じたオコンネルに拍手。
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クルーニーがジュリア・ロバーツと共に迎えるラストはリアルでほろ苦く、テーマがストレートに伝わってくる。
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# by takako98765 | 2016-06-17 16:47 | シネマ | Comments(0)

【メルシー!おもてなし~志の輔らくごMIX~】

【メルシー!おもてなし~志の輔らくごMIX~】

PARCOプロデュース


原作:立川志の輔 「踊るファックス」「ディアファミリー」「ガラガラ」「メルシーひな祭り」 
脚本・演出:G2
出演:中井貴一 勝村政信 音尾琢真 YOU 阿南健治 

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公演に関わったスタッフは50人を越すという。
脚本は、志の輔落語の中でも特に評価の高い四本で織り上げた。
シーン毎のセットや美術は、展開も含めて計算され尽くした物。
キャストは全員はまり役、芸達者な指が笑いのツボを押しまくる。

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かように、様々なプロ集団の英知を結集させた舞台、非のつけ所がない。

しかし立川志の輔に遠く及ばず。

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舞台を見に行って、落語の凄さを思い知らされました。


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# by takako98765 | 2016-06-16 14:25 | ステージ | Comments(0)

【ヒメアノ~ル】

【ヒメアノ~ル】

原作:古谷実
監督・脚本:吉田恵輔
出演:森田剛、濱田岳、ムロツヨシ、佐津川愛美

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中盤まで、コメディー日常パートと

サイコホラーパートに分かれているが、

そのリズムがフリージャズ的。

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これを不安定と感じるか、刺激的と感じるかは人それぞれ。
ただ『誰もが同情する殺人鬼』を落としどころとするのなら、そこに焦点を合わせたモードジャズで良かったのかもしれんね。


チクロっぽい甘さがします。
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# by takako98765 | 2016-06-07 20:32 | シネマ | Comments(0)

【ディストラクション・ベイビーズ】

【ディストラクション・ベイビーズ】

監督:真利子哲也
脚本:喜安浩平、真利子哲也
出演:柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮

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地方都市の閉塞感。
行き場のないエネルギー。
モラルを逸脱した衝動的な若者。
徹頭徹尾殴る殴る殴る蹴る蹴る蹴る。
登場人物全て暴力的なクズ。
カタルシス0。

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監督は本作が商業映画デビュー。
大衆からどんな評価を受け、それが今後にどのような影響を与えるのか、大変興味があります。

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# by takako98765 | 2016-06-02 18:41 | シネマ | Comments(0)

【海よりもまだ深く】

【海よりもまだ深く】

監督・原案・脚本・編集:是枝裕和
出演:阿部寛、真木よう子、小林聡美、池松壮亮、樹木希林。

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市井の家族の数日を描いた「歩いても歩いても(2008年)」
その姉妹作と言える本作。

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さて、どちらがどちらでしょう。

閑話休題。


海よりも深くです。

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いや良い、本当に良い、しみじみ良いんですよ、良いんだけど、脚本が上手すぎる。

名言があまりに多すぎて、カルピス原液で呑んでるような、

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『名言集・市井の人々編』を読んでるような
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口を開くと唄が出てくるミュージカル劇のように、

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口を開くと名言が出てきたような印象が残りました。


天に唾して、すいませんm(_ _)m


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# by takako98765 | 2016-06-01 20:54 | シネマ | Comments(0)

【64-ロクヨン】前編

映画【64ーロクヨン】前編

原作:横山秀夫『64(ロクヨン)』(文春文庫刊)
監督:瀬々敬久
脚本:久松真一、瀬々敬久、(脚本協力)井土紀州
出演:佐藤浩市、三浦友和、永瀬正敏、瑛太、吉岡秀隆、仲村トオル、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、奥田瑛二、滝藤賢一。
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なんといってもキャストが豪華。
盆暮れ正月が一緒にきたが如く。
だが「あの人がこんな役を!?」なサプライズは一切ない。
そして、みんな熱い!
夏に見なくて良かったと思うほどに。
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一方映像は、序盤を過ぎると切り返し多様で平坦。
去年OAされた連ドラの方が映画的な画があったような。
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そう、どうしてもドラマ版と比べてしまうんですよねぇ。
脚本も、連ドラ版と比べると、原作を駆け足で撫でていったような印象が強い。
あれだけの登場人物の交通整理しながら種まきして、且つ一人一人の見せ場作るんだから、並の筆力じゃ書けないと思うんだけど、どうしてもねぇ。

何はともあれ無事種まきが終わったところで、前編終了。
垂れるほどに実った稲穂を、一気呵成に刈り取っていく後編がめっちゃ楽しみです。


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# by takako98765 | 2016-05-15 16:34 | シネマ | Comments(0)

【その贈りものの酒は封が開いていた」

【その贈りものの酒は封が開いていた」
大人の麦茶第22杯目公演

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作・演出:塩田泰造
出演:池田稔、並木秀介、宮原将護


久しぶりの下北沢スズナリで観劇。

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突如壁に生まれた穴の使い方が面白い。
不思議な国のアリスよろしく、穴から次々と登場人物が現れ、出揃ったところで穴をふさぐ。
劇の幕開けとして秀逸だし、退路を断つ感じが潔い(^^)
ただ、もう少し早くドラマを初めて欲しかったかな。

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ひっくり返ったオモチャ箱の如く、様々な事件が目まぐるしく起きていくスタイル。
ただ、一つ一つのエピソードが同じボリューム感の串刺し団子なので加速度が生まれなかったのが残念。
小粒な山椒がピリリと効いたエピソードも欲しかったところ。


ケラさんや松尾スズキさんがお好きなのかな。

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でも彼らほどクセはなく、あっさりと楽しめました(^^)


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# by takako98765 | 2016-05-13 16:22 | ステージ | Comments(0)

【レヴェナント: 蘇えりし者】

【レヴェナント: 蘇えりし者】

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:マーク・L・スミス、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ、ドーナル・グリーソン、ウィル・ポールター

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アカデミー監督賞。主演男優賞、撮影賞。
ゴールデングローブ賞。作品賞、主演男優賞、監督賞。
他。

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映像はさすがにスゴイ。
大きな動きもなく上映時間156分を画だけで保てるのはあっぱれ。
ディカプリオも、これで取れなきゃどうせいと言うんじゃい!な迫力。
ただね、満席の劇場からは途中脱落者9名。
すっごくわかる。自己満足の塊というか、ざっくりサービス精神ゼロ。
ご同輩、胸中お察しいたします。

寒そう、痛そう、役者にならなくて良かった。
つくづくそう思いました。
「ダンスウィズウルブズ(1990)」

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「八甲田山(1977)」

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「復活の日(1980)」

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「デルス・ウザーラ(1975)」

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などを思い出してました。


ご覧になられる方は、是非映画館で。

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教授の音楽も含めて、ご家庭で鑑賞されてもこの独特な世界観は味わえません。


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# by takako98765 | 2016-05-04 20:50 | シネマ | Comments(0)

【スキャナー 記憶のカケラをよむ男】

【スキャナー 記憶のカケラをよむ男】

監督:金子修介
脚本:古沢良太
出演:野村萬斎、宮迫博之、安田章大、杉咲花

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いや、面白いんだけど~~~隔靴掻痒。
脚本と演出が噛み合ってないというか。
バディー物という事は分かるけど、コメディーなのか、

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シックスセンスなのか、

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貞子なのか、

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ゴジラなのか。。。。

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いずれも成立する脚本なので、監督の胸三寸といきたいところですが、
東映&テレ朝で連ドラ化されそうな匂いがうっすらとしてきて、

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もしかしたら船頭が多かったのかなぁと思う次第です。


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# by takako98765 | 2016-05-01 21:25 | シネマ | Comments(0)

【ズートピア】

【ズートピア】

原案:バイロン・ハワード、リッチ・ムーア
監督:リッチ・ムーア、バイロン・ハワード
脚本:ジャレッド・ブッシュ、フィル・ジョンストン

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普遍的なテーマ。
シンプルなプロット。
わかりやすいキャラクター。
なのに観客の年齢によって幾層もの味わいが用意されている。
見事です。

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アニメでなければ、そしてキャラクターが動物でなければ成立しない世界。
ジブリの社長も「すごいの見ちゃった」と言ったとか言わないとか。

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笑えるところは案外少ないですが、「ナマケモノ」は秀逸!
吹き替え版で『アナ雪』を揶揄するセリフがあったのが大受け♪

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# by takako98765 | 2016-04-30 16:53 | シネマ | Comments(0)

【ルーム】

【ルーム】

監督:レニー・エイブラハムソン
原作・脚本:エマ・ドナヒュー(『部屋』講談社)
出演:ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブリー、ジョアン・アレン

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アカデミー賞主演女優賞受賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞受賞。他。

数卯年前のアカデミー賞受賞作品を「ドラマチックな展開だがドラマを描いてない」と放言した事を思い出しました。

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本作はその逆、センセーショナルな事件ではなく、犯罪被害者のその後に焦点を当てています。

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多くの人は、7年間監禁された部屋から親子が脱出するまでを描いた、よくあるホラーやスリラーなのだと観てしまう。
私もそうでした。しかし二人は序盤に案外あっさりと監禁生活を抜け出し、警察に保護。そしてそこから本当のドラマが始まる。

マスコミへの対応、社会への適応、犯罪者の子を妊娠したら生むべきなのか、自分で育てるべきなのか、養子に出すべきなのか。子供が大きくなったら父親のことはどう説明するのか。
母親が精神的に崩壊していく姿が、とても繊細に描かれていきます。


まずは全ての土台となるプロット&脚本が秀逸。
7年間、見知らぬ男性に監禁された末に出来た子。
その子の存在に、受け入れた母親に、獏とした嫌悪感を抱く人は少なくない。

そして、生まれて初めて「部屋」の外に出た5歳児の混乱。

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最愛の子どもを時に暗い目で見てしまう年若い母親と、二人を必死に支える年若い祖父母。

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演者がそれぞれ素晴らしい。ブリーはアカデミー他多くの賞を受賞したけど、他の演者達にも欲しかったな。

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この瑞々しくも繊細かつ骨太な作品をまとめ上げたエイブラムソン監督にも拍手。
日常を描いていく作品だと、エンディングが難しいけど、本作は「これしかない」の見事な着地。
今年50歳、長くインディであまり知られていなかったけど、これを機にガンガン撮りまくって頂きたいです。


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# by takako98765 | 2016-04-14 10:58 | シネマ | Comments(0)

【モヒカン故郷に帰る】

【モヒカン故郷に帰る】

監督・脚本:沖田修一
出演:松田龍平、柄本明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大、木場勝己

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「南極料理人」「横道世之介」の、敬愛してやまぬ沖田監督が、
親の死という避けては通れぬ世の常を、笑って笑ってちょっとしんみりしてまた笑ってな世界観で描きました。

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トランペット小僧の「ウソですかっぱ寿司」

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宅配ピザシーンの「これという事で」

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別れの「ビックになれよ~」など

観た人にしか分からない爆笑名シーンは数あれど、
木場さんと柄本さんの将棋シーンが、一番印象に残りました。
特に木場さん。
彼が醸し出す、ほんわり切ない空気がたまんなかった。思い出しただけで泣けてくる。

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そしてもたいさん。
ここ何年かはキャラクター化した「もたいまさこ」役が多いように感じていましたが、本作では地方の小島で暮らす市井の名も無き「母」「妻」をのびのびと演じられていて、とても楽しそうでした。

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龍平、柄本さんがめちゃくちゃいいのは言わずがもがな。

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愛すべきダメ女をやらせたら天下一品の前田敦子。
あっちゃんのキャラが『もらとりあむタマ子(2013年、監督:山下敦弘)』の続編のように思えてならなかった。
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80分弱の小品なので、お時間があるようなら、モヒカンの前に是非タマ子をご覧下さいませ。
こちらも絶品です(^^)


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# by takako98765 | 2016-04-12 18:43 | シネマ | Comments(0)

【SHORT GUN  東京ハイビームVol.9】

【SHORT GUN  東京ハイビームVol.9】


演出:吉村ゆう

作:吉村ゆう、鈴木アツト、葛西健夫、鹿目由紀

80分3本のショートストーリー

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劇場は、元barを改築したキャパ50の小さな小屋。
遠い日、この店のBarカウンターで20代を過ごした私と、今まさにど真ん中な演者達にあった距離感が、芝居が進むにつれて薄れていくのが心地よかった(^^)

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結婚式が舞台のイタイ話2本は、年長者にとっては青春あるあるだけど、彼らにとっては「今まさに」なんだろうな~~頑張れよと全員の肩を叩いて回りたくなりました。

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打ち上げにも参加させていただき、久しぶりに「居酒屋あるある若者メニュー」各種食べました。
懐かしい味が楽しかったです(^^)

明日・明後日は13:00~と18:00~の二本立て。
ステージカフェ下北沢亭にて。

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ご興味あるかたはゼヒ(^^)


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# by takako98765 | 2016-04-08 15:32 | ステージ | Comments(0)

【家族はつらいよ】

【家族はつらいよ】

監督:山田洋次
脚本:山田洋次、平松恵美子
出演:橋爪功、吉行和子、夏川結衣、西村雅彦

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『妻よ、笑顔を下さい。夫よ、離婚を下さい』
同じ生活をしていても、男と女間とではこうも違うな喜劇です。

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でもリアリティは満載。
暮らしの中で、薄皮を一枚ずつ剥ぐように、愛情が消えていくのを見つめる妻の哀しみに、遠い日の母のぼやきが耳に蘇り、
あの母の年頃になった私の横顔が重なる、時に娘、時に妻として感じ入る2時間弱でした。

是枝組の予告で樹木希林さんをお見かけしましたが、吉行さんと樹木さんの共通点は妙なお芝居をしない事だね♪

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# by takako98765 | 2016-04-07 12:47 | シネマ | Comments(0)

【リリーのすべて】

【リリーのすべて】

監督:トム・フーパー

原作:デヴィッド・エバーショフ「The Danish Girl」(2000年刊行、邦題「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」)
脚本:ルシンダ・コクソン
出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、マティアス・スーナールツ

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「英国王のスピーチ」のフーパー監督と、「博士と彼女のセオリー」のレッドメインというアカデミー賞コンビが
レミゼ以来2度目のタッグを組み、世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベを描いた伝記ドラマ。
本作でアリシア・ヴィキャンデルがアカデミー賞助演女優賞受賞。


端整で上品な画と、抑制された音(音楽)が生み出す心地よい緊張感がたまらない。
演じきることに身も心も捧げているかのごときレッドメイン。

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妻の葛藤、その苦しみ切なさ無償の愛を体現するアリシア。

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のぞき部屋での演出では、ここぞとケレン味を爆発させるフーバー監督。
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個人的には、スーナーツル演じたジェントルマンがめっちゃツボでした。

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ほんと気持ちいい。

It'sプロ集団やで~


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# by takako98765 | 2016-04-06 20:41 | シネマ | Comments(0)

【僕だけがいない街】

【僕だけがいない街】
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監督:平川雄一朗
原作:三部けい
脚本:後藤法子
出演:藤原竜也、有村架純、鈴木梨央、中川翼

原作未読、アニメ未観。
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原作は未だ連載中なので、終わらせ方が難しいところですが
鈴木梨央ちゃん&中川翼くんの小学生編は面白かったです。
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何も無理して今やらなくても良かったんじゃないかなぁ。


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# by takako98765 | 2016-04-05 20:55 | シネマ | Comments(0)

【蜜のあわれ】

【蜜のあわれ】

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監督:石井岳龍
原作:室生犀星
脚本:港岳彦
出演:二階堂ふみ、大杉漣、真木よう子


前作「シャニダールの花」がちょっと良くわからなかったのだけど、

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やはり「逆噴射家族」の石井聰互であるなら行かねばならぬと、

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初日にはせ参じました。

テーマは老いとエロスって事なんだろうけど、二階堂ふみが醸し出すエロスは一般的なソレとは違い、例えるなら渋いブルーチーズに甘ったるいハチミツかけた味わいで、ハマる人はハマる。
石井監督の「オラオラこんなのが好きだろうオメーラ」な声が聞こえそうなほどの200%二階堂ふみ。

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方やカノジョに翻弄される大杉漣のジジィっぷりもハンパなく、中でもカノジョに去れた時の1ショットは抱腹絶倒。

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緩い水ようかんが地表を覆っているようなとろんとした梅雨の昼下がりに、椅子のスプリングが壊れている名画座2本立てで、もう一度見たい。

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息子にプロット伝えたら「それ舞台じゃない?」と言われたけど、確かに舞台劇でも見てみたい。


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# by takako98765 | 2016-04-01 19:56 | シネマ | Comments(0)

【リップヴァンウィンクルの花嫁】

【リップヴァンウィンクルの花嫁】

原作・脚本・演出:岩井俊二
出演:黒木華、Cocco、綾野剛

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岩井world炸裂!!
「花とアリス」ばかりでなく、

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セットや小道具に「スワロウテイル」の香りがして、

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往年のファンはキュンキュンしっぱなしでした。


「360°黒木華」な印象だけど、美味しいところは全て綾野剛が持って行ったと思う。
特に「吹き笑い泣き」は絶品。この瞬間芸だけでも一見の価値あり。

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巧みなプロットで上映時間180分を長くは感じさせないけど、家で見たらちょっとダレルかもしれないなぁ。
興味がある人は映画館に足を運びましょう(^^)

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# by takako98765 | 2016-03-30 20:22 | シネマ | Comments(0)