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酒とシネマと不登校児な日々

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タグ:野村萬斎 ( 3 ) タグの人気記事

【花戦さ】

【花戦さ】

原作:鬼塚忠「花戦さ(角川書店)」
監督:篠原哲雄
脚本:森下佳子
出演:野村萬斎、市川猿之助、佐藤浩市、佐々木蔵之介、中井貴一。

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「ぬるま湯の如き」という比喩を、私は時に良い意味で使う。
間口が広く、ハードル低く、緊張感なく入りやすい。
嫌な刺激を感じず、長い時間浸かっていられる。
気がつけば体の芯まで温まっていて、湯冷めもしない。
そんな、初夏の昼下がりにサンダル履きで、ぶらり途中下車してふらり観るのが似合う作品。

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萬斎さんの映画作品は欠かさず拝見しているが、ちょっと頭が弱い人間を演じる本作が一番親しみを感じた。

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もう一方の主役、池坊全面協力の立花の数々はどれも素晴らしいの一言。

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秀吉と三成の描き方に若干不満は残るが、クライマックスには息を呑み、エンディングのサプライズではほっと温かい心持ちにさせられた。
ポスター写真に代表されるコメディー路線の宣伝が、完全に足を引っ張ってしまっている。
肩肘張ってないけど、とても真面目な作品よ。
地味だけど滋味(^^)v


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by takako98765 | 2017-06-07 21:00 | シネマ | Comments(0)

【スキャナー 記憶のカケラをよむ男】

【スキャナー 記憶のカケラをよむ男】

監督:金子修介
脚本:古沢良太
出演:野村萬斎、宮迫博之、安田章大、杉咲花

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いや、面白いんだけど~~~隔靴掻痒。
脚本と演出が噛み合ってないというか。
バディー物という事は分かるけど、コメディーなのか、

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シックスセンスなのか、

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貞子なのか、

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ゴジラなのか。。。。

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いずれも成立する脚本なので、監督の胸三寸といきたいところですが、
東映&テレ朝で連ドラ化されそうな匂いがうっすらとしてきて、

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もしかしたら船頭が多かったのかなぁと思う次第です。


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by takako98765 | 2016-05-01 21:25 | シネマ | Comments(0)

『オリエント急行殺人事件(フジテレビ新春ドラマ)』

『オリエント急行殺人事件・一夜・二夜』
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製作 大多亮、石原隆
脚本 三谷幸喜
演出 河野圭太
製作協力 共同テレビ

アガサ・クリスティーの原作に忠実な第一夜と、
犯人たちが殺害に至る経緯を描いた第二夜。

一夜目はカッチリ手堅く作られ、特筆すべきところもなかったが、
二夜目のオリジナル版は、古き良き時代の正月テレビドラマだった。

悠然と、かつ和気あいあいとした雰囲気のオールスターキャスト。
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映画フリークのスタッフが部活ノリで考えたと思われるプロット。
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上品な喜劇を支えるセット、美術、ファッション、そして演出。
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忠臣蔵オマージュというのも、正月気分が残る連休の夜にふさわしい。

三谷幸喜作品は、がっちり枷が嵌った中で生みだされた作品の方が好きなので、二重にも三重にも縛りがある今回はかなり好き。

途中、ファッションチェックにかしましく、”「富司純子さんが着るクラシック・スーツ・スタイルブック」(家庭画報社)みたいな感じになってきたな”などとtwitterで騒ぎ、杏のノー天気なお嬢様っぷりに子供と突っ込み入れながら楽しく3時間過ごしました。

来年もまた、このスタッフで正月ドラマを作って欲しい。
ただし、枷がある作品でね(^_-)-☆


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by takako98765 | 2015-01-13 20:59 | Comments(0)