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酒とシネマと不登校児な日々

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『父帰る2015』

『父帰る2015』
J-Theater+東京ハイビーム共同企画公演
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下北沢「劇」小劇場
原作:「父帰る」「温泉場小景」
潤色:伊藤洋三郎
脚本・演出:吉村ゆう

「思いっきりハードル上げてきちゃったんじゃない?」と吉村ゆうに苦笑されたが、
昨日「ART」を見た後なので、確かに優しい目ではないだろうなぁと内心思っていた。

だが結論からいえば、充分に面白かったし、すすり泣きの声も各所で上がっていた。
これは長兄を演じた木下政治の熱演によるところがかなり大きい。
毎回あんなにテンション高く演じていたら、いつか頭の血管切れそうで心配である。
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長女・黒田由祈の、下町・高校中退・スナック勤めのいかにもな風貌と、それを裏切るパンツネタは見事。
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次男・砂押正輝の、子犬のように父親を慕う無邪気な愛らしさも充分に発揮されていた。
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一方、かなりやりづらかったであろう母親と、気持ちの揺れが見えずらかった父親。
2度捨てられると判った2015年の子ども達が、それでも父親を追っていくかという謎も残る。

そんな諸々もひっくるめて「家族って…」と考えながら家路につきました。
ああ、まんまと吉村ゆうの術中にはまってしまった。
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なお、本公演は10日までだが、
6月8日~10日に下北沢・小劇場「楽園」にて、新たな出演者を迎え更に深化した舞台が公演されるとの事。
面白い試みだな(^^)


by takako98765 | 2015-05-08 21:04 | ステージ
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