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酒とシネマと不登校児な日々

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カテゴリ:シネマ( 243 )

【万引き家族】

【万引き家族】

原案・監督・脚本:是枝裕和
出演:リリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林、松岡茉優、池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴

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バラエティーショー「イッテQ」での「コレモン」に興味を示した17歳男子が
「この人の作品をみてみたい」というので、親子で観劇。

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セクシャルなシーンに焦る瞬間はあったが、総じて是枝作品集大成的な作品。
今までの作中にあった似た設定&ディテールとしては、ワンダフルライフ(1999年)、誰も知らない(2004年)、歩いても歩いても(2008年)、空気人形(2009年)、そして父になる(2013年)など挙げられるが、模倣でなく「これが是枝WORLDだな」としみじみ思わせる内容となっている。

演者さんは全て素晴らしかったが、特に安藤サクラが絶妙。

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ちなみに、我が家も作品と同様、血縁に基づかない家族なので、息子が本作をどう受け取ったかは大変気になったが。
「僕の観たことがない世界。刺激的だった。良い作品だと思った」との事。
良かった。


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by takako98765 | 2018-06-15 14:21 | シネマ

【友罪】

【友罪】

原作:薬丸岳
監督・脚本:瀬々敬久
出演:生田斗真、瑛太、佐藤浩市、夏帆、富田靖子、

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原作未読。
とにかく、なんというか。。。。。
まず、脚本がめちゃくちゃ。
脚本以前に構成が、
構成以前にキャラクターが、
キャラクター以前に企画意図が整理されていない。

原作はどうか知らないが、映画作品として成立していない。

例えば、未成年で無免許の息子が小学生を三人殺傷(多分車で突っ込んだ)事件の父親が、
よりにもよって何故タクシー運転手をしているのか?
幸せになろうとする息子を、これでもかと激しく断罪する一方で、
登校中に道路を横断する子ども達をニコニコと幸せそうに見守る。
これは、いくら佐藤浩市でも成立しないキャラだぞ。

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他の登場人物も同様で、129分ぐったり疲れ果ててしまった。
瑛太の怪演も、一瞬は目を引くが、それだけ。
興味をそそる企画で、これだけの実力派を揃えて、近年稀に見るもったいないオバケな作品。


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by takako98765 | 2018-06-15 14:07 | シネマ

【恋は雨上がりのように】

【恋は雨上がりのように】

原作:眉月じゅん
監督:永井聡
脚本:坂口理子
出演:小松菜奈、大泉洋、清野菜名、磯村勇斗、濱田マリ、吉田羊

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アクション物にしか興味がない引きこもり不登校児にはどうかな、と思いつつ、
名作『帝一の國(2017)』の監督であることと主演・大泉洋を信じて引きずっていきました。

結果、彼は大変感銘を受けたようで、母ちゃんの面目躍如、120分弱でも青春を感じさせて頂き、大変ありがたかったです。

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そう、ここには宣伝されているような年の差恋愛物ではなく、17歳45歳それぞれの青春が描かれていました。
特に挫折からの再生が、それぞれの年齢にとって自然な形だったのが好ましい。
(45歳で「やっぱり俺は小説家を目指す!」とか言いだしたらどうしようと内心ドキドキしてた)

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キャスティングも隅々にまで目配りが利いており、特に数シーンのみだが吉田羊と濱田マリがすごーく良かった。


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by takako98765 | 2018-06-08 18:07 | シネマ

【ランペイジ 巨獣大乱闘】

【ランペイジ 巨獣大乱闘】

監督:ブラット・ペイトン
脚本:ライアン・イングル、カールトン・キューズ、ライアン・J・コンダル、アダム・スティキエル
出演:ドウェイン・ジョンソン、ナオミ・ハリス、ジョエフリーディーン・モーガン、マリン・アッカーマン

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巨獣シリーズ『キングコング:髑髏島の巨神(2017年)』が非常に気に入ったので、IMAX3Dで鑑賞(^^)
まず、ヒロインの弟がどうのとか、軍とFBIがこうのとかは全部邪魔。うっとうしい。
後半のゴリラ・オオカミ・ワニの三つ巴は劇場代割増した価値が十二分に味わえたので、前半の人間関係整理して100分に収めたら更に良かったのに。

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映画代金をどう感じるかは人それぞれだろうけど、この作品は(嫌いな言葉だけど)CP良いんじゃないかな。
同席していた17歳男子は3D酔いして昼食が食べれない程でした。


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by takako98765 | 2018-05-31 19:45 | シネマ

【祈りの幕が降りる時】

【祈りの幕が降りる時】

原作:東野圭吾
監督:福澤克雄
脚本:李正美
出演:阿部寛、松嶋菜々子、溝端淳平、キムラ緑子、桜田ひより

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平成版・砂の器。
全編を太く貫く福澤カラーに圧倒される119分。
アクション映画しか観たことのない17歳男子が「暗いけど面白かった」と。
福澤節は日本人のDNAにうったえてくる物があるんだよなぁ。

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ただ劇伴が私にはくどいような、、、まあそれも含めて福澤節なんだけどね。
演者はみなさん巧みだが、特に菜々子の少女時代を演じた松田ひよりが素晴らしかった。

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by takako98765 | 2018-03-04 11:02 | シネマ

【キングスマン:ゴールデン・サークル】

【キングスマン:ゴールデン・サークル】

監督:マシュー・ボーン
原作:マークミラー、デイブ・キボンズ
脚本:マシュー・ボーン、ジェーン・コールドマン
出演:コリン・ファース、タロン・エガートン、マーク・ストロング、ジュリアン・ムーア、エルトン・ジョン

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サイコーでした。
発想がもうね、踊らないボリウッドフィルムヽ(=´▽`=)ノ
ファースは上手いし、ストロングは泣かせるし、エルトンジョンは笑わせるし。

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英国チームと米国チームが手を組んだプロジェクトが描かれているのだが、
上映時間140分のところ、ファーストカットは3時間40分超のため、米チームのエピソードがザックリ切られ、キャラがスカスカになってしまったのは残念。

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ディレクターカット版発売キボンヌ。


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by takako98765 | 2018-01-11 13:53 | シネマ

【嘘八百】

【嘘八百】
監督:武正晴
脚本:足立紳、今井雅子
出演:中井貴一、佐々木蔵之介、友近、近藤正臣、芦屋小雁

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祭日とあってかソールドアウト会場の年齢層の高さにビックリ。
さすが松竹のお正月映画と思ったら東映だったので更にビックリ。
お話は、スティングをちょっと意識した感じの貴一ちゃん&蔵様のブロマンス。
目新しさもお金もないけど、目端の効いた脚本と抜群のテンポが楽しく、じんわり気持ち良くさせてくれる。

中でも、TVCMで流している、すき焼きシーンは秀逸。

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要所要所を押さえる友近の使い方が抜群に上手くて唸った。

結婚式の下りは要らなかったかな~


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by takako98765 | 2018-01-08 18:04 | シネマ

【ビジランテ】

【ビジランテ】

監督・脚本:入江悠
出演:大森南朋、桐谷健太、鈴木雄介

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演出と脚本を兼業したメリットデメリットが余すところなく出た一作。
画には力があり、ムードもあるが、同じようなトーンが続きお腹いっぱいに。
画ありきのプロットには客を引きずり込む力が足りず、作品を通して何を見せたかったのか判らない、虚ろな125分。

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ラストカットはアメリカンニューシネマの香りがするなど、オッと思わせる画があるだけに、残念。
キャスティングは魅力的だし、演者は素晴らしかったのに、本当につくづく残念。


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by takako98765 | 2017-12-23 20:25 | シネマ

【否定と肯定】

【否定と肯定】

原作:デボラ・リップシュタット『否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる戦い』
監督:ミック・ジャクソン、
脚本:デヴィッド・ヘアー
出演:レイチャル・ワイズ、トム・ウィルキソン、ティモシー・スポール、アンドリュー・スコット、

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1994年、ホロコースト否定論者と、ユダヤ人の女性歴史学者の、名誉毀損を巡る法廷を描いた、英国映画ならではの上品な作品。
見どころは、結成されたイギリス人による大弁護団による歴史の追求、ではなく、
「事実は一つだが真実は(語る)人の数だけある」点に集約されていく法廷の流れと、
「イケイケヤンキー女史が、自分の信念を他人に託す事で生まれる葛藤」など、ざっくりヒューマンドラマ。

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スポールの小憎たらしさの合間にチラ見させる愚者の表情が見事。

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「虚偽を心から信じている者を嘘つきと呼べるのか?」という裁判内の問題提起は、今の我が国にとって実に現実的な問題であるためか、エンディングには若干もやつきが残った。


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by takako98765 | 2017-12-19 15:18 | シネマ

【探偵はBARにいる3】

【探偵はBARにいる3】
監督:吉田照幸
脚本:古沢良太
出演:大泉洋、松田龍平、北川景子、前田敦子、リリー・フランキー

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脚本も演者もカメラも照明も美術も編集も同じなのに、監督が違うとこうも変わるという典型。
東映っぽさが消え、地上波ドラマっぽくなり、もしかしたら今回の方が客受けするかもしれないけど、私はちょっと寂しい。
宙に向かってピストル撃つのも萎えたけど、とにかくアクションが残念すぎて洋ちゃん脱ぎ損で可哀想。

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でも4が出来たらまた観ちゃうだろうけどね、シリーズのファンだから。


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by takako98765 | 2017-12-08 11:54 | シネマ