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酒とシネマと不登校児な日々

takako987.exblog.jp

カテゴリ:シネマ( 238 )

『くちづけ(映画)』WOWOW

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あくまでも私感ですが、舞台劇に対しては「まあまあかな」という感想を持つ事は少なく、「すごーく面白かった」か「メチャクチャつまんなかった」の両極な事が多い。
そこが「あんまりおもしろくなくても何とか見れちゃう」映画とは違う。

一方で、同じ脚本を元にした、優れた舞台劇と優れた映画では、舞台劇の方に軍配があがる。
そういう意味で「なんで映画化?」な元舞台劇映画作品は結構多い。

本作品も、東京セレソンデラックスの上演を見ている私にとっては、残念ながら残念な結果になっていた。
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ヒロインを加藤貴子から貫地谷しほりに変更しているのに、男主役は宅間孝行のままというのが、まず解せない。
舞台劇を意識して、長回しを多用し細かいカット割りをあえてしなかったのも、どうかと思う。
誰が何を求めて堤幸彦に監督オファーしたのか、
堤幸彦は何をしたくて、あえてDVD化もされている舞台劇のオファーを受けたのかが全く見えてこない。

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あまりにも謎が多い作品。
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by takako98765 | 2014-07-07 20:39 | シネマ | Comments(0)

インド映画

何やかやと慌ただしくて、映画館に向かうどころか、家でWOWOW録画映画すら観れない状況にいる。

肩も首も背中も頭皮もガチガチに凝っている。
頭ン中も、そんな状態だと思う。

こんな身と心が求める映画はただひとつ、ザ・インド映画。

スピルバーグ大絶賛の「きっと、うまくいく」
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恋敵に殺され生まれ変わった蝿が、犯人から彼女を守り、復讐を遂げる「マッキー」
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ロボットに感情が芽生え、失恋し、すさまじい勢いで暴れまくる「ロボット」
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キムタクやマシャにも抱いたことがない、熱い熱いこの想い。
キンキンに冷えた朝一番の映画館で、生ビール片手にインド映画に浸れる日を恋焦がれている。


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by takako98765 | 2014-07-06 22:28 | シネマ | Comments(0)

『乾き。』

『乾き。』

原作未読。

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私自身は中島哲也監督のファンだし、本作品は色んな意味で大変おもしろく見たけど、あまりにも突き抜けたエログロっぷりで、人にはお勧め出来ないかなぁ。


「この父親、実は”私の男”だったんじゃないかな」
と思ってたら、原作ではそうなっていたので納得。

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他にも、何発撃ち込まれても車で弾き飛ばされてもアイスピックで腹刺されてもへっちゃらなターミネーターばかりで、かなり無理のある脚本&演出でした。

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でも「理性で考えるなよ」とばかりに飛ばしまくる演出やら映像やら音楽やら編集やらアニメーションやらで、悪趣味を芸術まで高める唯一無二な監督。

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何より『告白』に続いて、ムカつくガキ共を描かしたら日本一!
それだけでも気持ちいいです。


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by takako98765 | 2014-07-01 21:33 | シネマ | Comments(0)

『私の男』

原作は桜庭一樹氏の直木賞受賞作。既読。
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とにかく、徹頭徹尾『二階堂ふみ』である。

原作のプロットだけ抽出して、R15なのに幼稚園児にも判るように配列しなおされた構成。
「あの人は孤独なの」的なセリフの数々。
滴る血の雨の中で行われる近親相姦。
どこをとっても陳腐である。

だが、脚本や演出がどうであろうと、
二階堂ふみの圧倒的なエロティシズム✕浅野忠信の圧倒的な虚無感は、
邦画屈指のメンヘラカップルとして、一見の価値があると思う。

妖艶は言わずもがな、このロリな色気!
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過去にはそのロリッぶりで堤真一を狂わせた事もある(役者は違うけどw)。
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次はどの男を狂わせるのか、楽しみ。


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by takako98765 | 2014-06-19 19:06 | シネマ | Comments(0)

『ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版』

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ハリウッドの出来が良いと聞いたので、ちゃんと復習しときましょうと日比谷シャンテへ。
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以前、優秀な監督と役者が居れば脚本なくてもいけるかも。
と書きましたが、逆も真なりで、
時代に左右されない優れた脚本があれば、画や演技に少々難があっても通用しちゃう事を改めて実感。

今の日本国民にこそ観て欲しい作品。
そして今回もまた、ゴジラに涙してしまったのでした。
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by takako98765 | 2014-06-18 17:55 | シネマ | Comments(0)

『捨てがたき人々』

『捨てがたき人々』
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監督の榊英雄氏は、自称「リアルしんのすけ」であるところの秋山命氏と出会い、「何かやりたいね」と盛り上がり、
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秋山氏が実父・ジョージ秋山氏の原作を持ちだし、榊氏は中身を知る前にタイトルのかっこ良さだけでOKし、
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二人はプロデューサーを兼ねるとともに、それぞれ監督と脚本を担当し、
榊氏が20年近い友達の大森南朋氏に主演を頼むと、「これで勝負するんだろ」と脚本も見ずに承諾され、
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エンディングには榊氏の妻・榊いずみ氏の唄を流した。

以上、厨2映画監督志望男子が白昼夢でみそうな話が、実際に起こったらしい。
本当かウソか、本人が語っている。

原作の素晴らしさと役者の熱演で一応なんとか形にはなっているが、お手軽に作っちゃった感は如何ともしがたい。
別にいらぬ苦労をする必要など全くない。
だが作品は正直だ。画はそれなりに貧乏臭いのに、そこから貧しさも生活感も生きる苦しみも全く伝わってこない。

少なくとも、脚本はプロに頼むべきだった。
作品のテーマを、主役が海に向かって吠えるラストカットは、あまりにもお粗末。
役者と原作が不憫すぎる。

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by takako98765 | 2014-06-17 21:42 | シネマ | Comments(0)

『ある過去の行方』

『ある過去の行方』
脚本・監督・アスガー・ファルハディ
カンヌ国際映画祭女優賞 他

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冒頭シーンでノックダウンされた後は、ひたすらヒリヒリと、一寸先がわからぬ人間関係から後半の畳み掛けまで圧倒されっぱなしでした。

計算されつくしている演出と脚本はただただ感嘆。
演出はあくまでもわかりやすく、だがそこに描かれているドラマは言葉では言い表せない業とか情念とか未練とか。

いやいや気持ちは判るよ、でも好感は持てない、全ての大人に。
彼らはどうなろうとも自業自得だが、子どもたちが哀れすぎる。

ポリューヌ・ピュルレ演じる長女の慟哭。

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将来必ずグレるであろう継子の末路。

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想像するだに涙が出てきそうになる。

中でもベレニス・ベジョ演じるヒロイン。

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母親としても、女としても、ちょっとどうなのな不快感が、絶えずオフビートで流れていて、生理的に辛かった。
それも監督の狙いなのかな?

観て後悔しなかったが、確実に胃もたれする作品。

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ランチする前の観劇で良かったとつくづく思った。


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by takako98765 | 2014-06-13 21:37 | シネマ | Comments(0)

『グランド・ブタペスト・ホテル』

『グランド・ブタペスト・ホテル』
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ドイツ・イギリス合作のドラメディ作品。
舞台は仮想の国ズブロッカ共和国。
海外批評家の評価は高く、第64回ベルリン国際映画祭審査員グランプリ受賞。
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映像は全てがヨーロッパ絵本のようなピンクがかった色調で、いわゆる「ほっこり系」
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一応ストーリーはあるけど、内容とテンポが「福田雄一監督な感じ」
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まったりクスクスふふふふっな感じで、ハマる人とそうでない人がパッキリ分かれる。
劇場満席。なぜか年配者多数。
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ちなみに私、二度ほど落ちました。

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by takako98765 | 2014-06-11 20:15 | シネマ | Comments(0)

『プリズナーズ』

『プリズナーズ』
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非常に宗教色の強い作品。
キリスト教に馴染みのない人がサラッと観ても、監督の意は半分も読み取れないんじゃないかな。

そういう意味では、深読みしたり、ウンチク述べたりが好きにとっては、たまらない作品。
親であるか否かで感想が変わるという声が多いけど、それよりはカトリック信者か否かだと思う。

二時間半を引っ張る力は見事だけど、真犯人の豹変ぶりや、それに背を向けちゃうあたりは、不自然に見えないよう演出でフォローして欲しかった。

他にも、警察がバカ過ぎるとかちょこちょこ穴があるけど、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がものすごいパワーをかけて描きたい事に比べれば、そんな物は些細な事なんだろうな。

ヒュー・ジャックマンに惹かれて観たけど。
ジェイク·ギレンホールにやられました(^^)。
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by takako98765 | 2014-06-06 20:46 | シネマ | Comments(0)

『オー!ファーザー』

『オー!ファーザー』
原作既読。
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設定と配役は中々で、サスペンス部分が甘々な「出落ち」作品。

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クライマックスらしき脱出シーンが、昭和の仮面ライダー並の合成なのが痛すぎ。

もうちょっと知恵を絞って欲しかったかな。



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by takako98765 | 2014-06-04 19:30 | シネマ | Comments(0)