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酒とシネマと不登校児な日々

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タグ:浅野忠信 ( 3 ) タグの人気記事

【幼な子われらに生まれ】

【幼な子われらに生まれ】

原作:重松清
監督:三島有紀子
脚本:荒井晴彦
出演:浅野忠信、田中麗奈、宮藤官九郎、寺島しのぶ

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久しぶりにヒリヒリする邦画を観た。
荒井晴彦✕三島有紀子の化学反応が、リアルでありながらも浮遊感漂う一種独特の世界を構築。
特に三島監督。
メジャーデビュー『しあわせのパン(2012年)』から僅か5年とは思えぬ達者ぶりには舌を巻く。
次作が気になる監督ランキング暫定1位かもしれない。

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宮藤官九郎が良かった、屋上のスーツ姿の似合わなさに泣けた。


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by takako98765 | 2017-09-02 15:08 | シネマ

【新宿スワンⅡ】

【新宿スワンⅡ】

原作:和久井健(新宿スワン)
監督:園子温
脚本:水島力也
編集:谷川創平
出演:綾野剛、浅野忠信、伊勢谷友介、金子ノブアキ、深水元基
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どれほど製作費が高くても、安っぽい印象を受ける映画がある。
そんな言い方は失礼だというなら、「雑」という言葉に置き換えてもいい。

たとえば、こういう事。

仲間の窮地に颯爽と駆けつける、艶やかな新宿の超高級クラブのホステス20余名。
YES!
盛装で美女コンテスト会場に向かう、凛としてた彼女達の表情。
YES!YES!
とりどりのハイヒールが進んでいく実に美しいカットが畳み掛ける。
靴フェチ・足フェチ・脹脛フェチでなくとも、YES!YES!YES!

ーーその中に、サイズが合っていないハイヒールが一足!!!!

さすがにパカパカまではしていないので、0.5cm大きい位でしょうか。
それでも白いヒールグリップと踵の間に黒い影がくっきり映っていた。

現場で見逃したとしても、編集の時に気づかぬハズはないし、
上記のような繋ぎなので他カットと差し替えられない訳でもない。

超高級クラブの女は、サイズの合わない靴など履かない事を知らなかったのか。
本筋に関係ないから、これ位どうでもいいと思ったのか。
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園子温監督だから、意図して「雑」に「安っぽく」作られる事もままある。
でもそれらは今回の「物理的な雑」とは違う次元の話。
編集室でどんなドラマが繰り広げられたのか、作品以上の興味がある。




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by takako98765 | 2017-01-27 18:27 | シネマ

【淵に立つ】

【淵に立つ】

監督・脚本・編集:深田晃司
出演:浅野忠信、筒井真理子、古舘寛治、大賀

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カンヌ映画祭「ある視点」審査員賞受賞。

中盤以降、プロットは佳境を迎えるが、ドラマは失速する。
主役二人の芝居が一本調子なのが、どうにも歯がゆい。
人生苦しいのはわかるが、その苦しさは一色ではあるまい。
序盤、どれだけ浅野忠信に頼っていたのか、改めて思い知らされる。

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後味の悪さや家族がテーマな事からネットでは『葛城事件(2016年)』の名が上がっているけど、客に対するサービス精神が違う。
演出の狙いなのかもしれないが、セットも変わらず映像も変わらず芝居も変わらずでは、私みたいに感性がない人間は飽きるぞホンマ。

『プロテスタント』の設定には笑ったけど。

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ファーストシーン、雑な食卓で雑なお祈りする母子観た時、コントかと思った。
折角のネタがキャラ説明の一発芸で終わり、後半に生かされなかったのがつくづく残念。
「神なんかくそくらえ」ぐらい言わせれば良かったのに。
前述したサービス精神とは、そういう事。


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by takako98765 | 2016-10-19 09:14 | シネマ